1723年(37歳のころ)、バッハはライプツィヒ・トマス教会のカントルに就任しました。カントルとはオルガン演奏などで、教会音楽を仕切る合唱指揮者です。 就任してからのバッハは、日曜を主とした礼拝用のカンタータを300曲以上作りました。 多くが紛失するなどしましたが、それでも200曲近くが現存しています。 教会カンタータはルーテル(ルター)派の礼拝の、説教の前後に演奏されていました。 歌詞はその日に朗読される使徒書簡や福音書などを説明する内容です。 難しい聖書の内容を歌にすることで、より咀嚼しやすくしようという試みです。