Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=TT5cbArFpiw&t=6s )。ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(1745 - 1799)は、フランスの植民地(海外県)であるグアドループ島の地主と黒人奴隷の間に生まれ、フランス本国で育てられて、作曲家・コンサートマスターや指揮者として活躍しました。また、黒人との混血であることから身体能力に優れ、ダンスやフェンシング、乗馬でも頭角を現し、1787年にはロンドンでシュヴァリエ・デオンとフェンシングの試合を行い、激闘の末敗れながらも、健闘をたたえられて「シュヴァリエ(騎士)」の称号を贈られています。サン=ジョルジュの音楽活動の時期は、約10歳年下のモーツァルトとほぼ重なっており、作風も似通っていることから、フランスでは「モザー・ノアール(黒いモーツァルト)」の呼び名が定着していますが、ヴァイオリンの名手であったことから、ヴァイオリン協奏曲はモーツァルトより高音域で楽器を華麗に鳴らす技巧が冴えた作品となっています。ジャン・ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)ベルナール・トマ指揮ベルナール・トマ室内管