Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=N9zW4teglfI )。イタリアの古典派作曲家であるジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700頃 - 1775)は、器楽曲を中心として作曲活動を行い、数多くの協奏曲や室内楽曲、そして最初期の交響曲を70曲以上(一説には78曲)遺しました。彼の交響曲は、オペラの序曲として作曲された器楽曲数曲をオペラ本体から独立させて、演奏会用に3楽章の曲として編集するというシンプルなもので、演奏時間も15分弱程度と短いですが、サンマルティーニは従来「交響曲の父」とよばれるハイドンより約30歳年上であり、近年では実質的な古典派様式の交響曲を初めて作曲した「交響曲の始祖」であると再評価されるようになっています。この交響曲イ長調 J-C 60はサンマルティーニの交響曲としてはごく標準的な作品で、バロック音楽の合奏協奏曲からハイドンの交響曲に変化していくまでの中間的な構成様式がわかりやすく示されています。アレッサンドラ・ロッシ・ルーリック指揮アカデミア・ダルカディア