リムスキー=コルサコフ:歌劇「クリスマス・イヴ」組曲

リムスキー=コルサコフ:歌劇「クリスマス・イヴ」組曲

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=k0vFOax7ZeU )。1894年、リムスキー=コルサコフはニコライ・ゴーゴリの出世作「ディカーニカ近郷夜話」の中の短編「クリスマス・イヴ」に基づく歌劇の作曲に着手します。この作品はウクライナの民話に基づく話で「コサックの美少女オクサーナに一目惚れした鍛冶屋のヴァクーラがプロポーズするが、オクサーナはエカテリーナ2世が履いているような靴を欲しがる。そこでヴァクーラは魔女である母に言い寄る悪魔の力を借りてペテルブルクまで飛んで行き、女帝に謁見するコサックの一団に紛れて舞踏会に参加。女帝に靴を所望して見事に下賜され、クリスマス・イヴにオクサーナへのプレゼントとして女帝の靴を渡し、見事に彼女の心を射止める」というストーリーとなっています。この歌劇は翌1895年に完成し、その年の12月10日にサンクト・ペテルブルグで初演されました。その後、1903年にリムスキー=コルサコフは主要曲を抜粋して演奏会用組曲を作成しました。現在では原曲の歌劇より組曲版の方が演奏回数が多く、有名になっています。ネーメ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34369532