ukiyojinguです。 都市とは、実際に根付くための「土地」と、その土地の上で生活を行う私たちの生活によって形成される、非常に不均衡な存在である。都市の形成要素に社会や共同体は不可欠な存在だが、その実、都市を構成する彼らの生活は一枚岩なものではない。彼らは対立し、時に決して相容れずに争いをも巻き起こす。しかし、都市はそのような活動すらも一つの共同体として、相容れぬものの対立すらも包含しながら、歴史を記録する場として存在することをやめない。対立や争いをも含めた《都市》は、それすらも含めながら成長することをやめないのだ。 この曲の中では、ピアノのフレーズと、7拍子という一般的なポップ音楽では慣れ親しまないような——もっとも最近ではそうでもなくなってきたかもしれないが——リズムを組み合わせることによって音楽が構成されている。これらの要素が選択されたことに意味はあるかもしれないが、無いかもしれない。しかし、いずれにせよ、これらが曲として成立していることは無条件に受け容れなければならないことだ。《都市》という存在もこのように、無条件に存在するものであるのかもしれない。 追記ukiyojinguが始まってからおよそ3年が経過しました。そろそろ4年目に突入します。この活動は当初ただ無意味に音楽と都市についての記述を並べるのみの活動として考えていましたし、これからも可能な限り層でありたいと思います。2年前の「system」では大学院に入学しますと書いていましたが、おかげさまで修士課程を修了しました。まだ少しだけ残ります。ukiyojinguのライブ活動は一度4月でひと段落になる予定ですが、これからも可能な限りいろいろな場所に突如出現できる存在でありたいと思います。では、またお会いできることを願って。 次回のライブ調整中(2本ほど、決定しています) ukiyojingu作品集 『current issue volume.1』『arts and figure——C.I. vol.2』 https://ukiyojingu.bandcamp.com/ https://ukiyojingu.jimdo.com/