諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第49回「長崎地裁での漁業者の証言」ゲスト:桑原義浩さん(よみがえれ!有明訴訟弁護団)

諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第49回「長崎地裁での漁業者の証言」ゲスト:桑原義浩さん(よみがえれ!有明訴訟弁護団)

諫早湾干拓問題の動向や関連した話題をお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2019年5月26日に放送した第49回では、よみがえれ!有明訴訟弁護団の桑原義浩さんにゲストとしてご出演いただきました。長崎地裁では諫早湾内の漁業者が開門を求めて提訴した裁判が行われています。5月13日には漁業者4人に対する尋問が行われ、桑原さんは瑞穂漁協の室田和昭さんの尋問を担当しました。諫早湾の排水門の一番近くでノリ養殖を行っている室田さんは、堤防閉め切りで潮流が弱くなりノリの生育に必要な栄養分が十分に流れてこなくなったこと、排水門からの汚濁水によって網が汚れ、ノリが流れてしまうといった被害が発生していることなどを証言したそうです。また今回は、5月22日に最高裁が開門をめぐる請求異議訴訟の弁論期日を指定したことから、急遽、桑原さんにその意味合いなどを解説していただきました。漁業権の更新を理由に開門請求権の消滅を認めた福岡高裁の判決が、過去の判例と食い違うという漁業者側弁護団の上告受理申し立てを最高裁は認めたとのことです。最高裁が高裁判決を破棄して差し戻し、判決文で問題解決に向けた公正なメッセージを発するよう、弁護団は7月26日の弁論に向けて取り組んでいくそうです。  mylist/48084459

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35239676