ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68(4手ピアノ版)

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68(4手ピアノ版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=IPm2bgKvqVw&t=61s )。ブラームスは自身が作曲した交響曲や主な管弦楽曲を、自らピアノ演奏用(4手ピアノ、2台ピアノ)に編曲したことが知られています。これは、自作の作曲に慎重だったブラームスが作品の完成度を高めるために試演版を作ったということと、音楽の録音・再生技術が存在しなかった19世紀において自作を広める手段としてピアノ編曲版を作ったという2つの理由があったといわれています。このブラームスの交響曲第1番の演奏では、オリジナルの管弦楽版では音響の分厚さゆえに把握しにくかった音楽的構成が、音が削ぎ落されたことで明確にわかるようになっており、作品研究のために一聴の価値があります(これは本作に限らず、ブラームス自身による他の交響曲や管弦楽曲の編曲版も同様です)。トーヴェ・ロンスコウ、ロドルフォ・ランビアス(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36178060