Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=A_i8qdfW5u8 )。全世界で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の脅威が蔓延する中、5月6日にギリシャの作曲家ニコラス・パパディミトリウがあるピアノ作品をYouTubeに投稿しました。それは「COVID-19」という文字を以下の音に変換して主題とし、その主題による6分強のフーガとしたものです。「C°」Cディミニッシュ(C° = Cdim)の分散和音(C、Eb、Gb、A)「V-I」V(5)に基づく2度の音(G)からI(1)に基づく1度の音(C)「D」D(レ)の音「19」1度の音(C)から短9度の音(Db)このような言葉遊びの手法は、クラシック音楽においてはフランツ・リストの「バッハの名による幻想曲とフーガ」(B♭-A-C-Bの通称「BACH主題」)、シューマンの「アベッグ変奏曲」(A-B-E-G-G」の音形に基づく主題)など、割と使われる機会が多いものですが、21世紀に入って作曲家がこの手法で実際に曲を作って見せたというのは、なかなか新鮮な衝撃でした。曲はバッハの小規模なフーガ作品に似せたバロック風で、遅いテンポで演奏されており、外出できずストレスが溜まっている人の気分を落ち着かせる効果が期待できそうな作品となっています。そしてこの動画は投稿されてから再生回数が57万以上に達しており、世界的に大きな話題となっているようです。(この楽曲の説明については、音楽情報サイト「musica-terra」の以下の記事を参考にしました) https://musica-terra.com/2020/05/16/the-covid-19-fugue/