バッハ:カンタータ第38番「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38

バッハ:カンタータ第38番「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=zjHzIFWKPOA )。バッハのカンタータ「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38は1724年に作曲され、同年の三位一体後第21主日である10月29日に初演されました。この作品はルターが詩篇第130番に基づいた悔い改めのコラールに基づくもので、原曲のコラールの旋律が全6曲の随所に聴かれる「コラール・カンタータ」となっています。曲の内容は、重い病にかかった息子を嘆いてイエスに救いを求め、それにイエスが応えて奇跡を起こして病を治すといったものですが、題名にある「深き悩みの淵」という言葉そのままに、息子の病に悩んで奇跡を求める親の悲痛な感情を表現した暗い曲想が全体を支配しています。キャロリン・サンプソン(ソプラノ)ダニエル・テイラー(カウンターテナー)マーク・パドモア(テノール)ペーター・コーイ(バス)フィリッペ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、同管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37871081