バッハ:カンタータ第40番「神の子の現れたまいしは」BWV40

バッハ:カンタータ第40番「神の子の現れたまいしは」BWV40

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=02iRY_sXfLI )。1723年、バッハはライプツィヒの聖トーマス教会における音楽指導者「トーマスカントル」に就任します。そして、その年の12月26日に初演されたのが、カンタータ「神の子の現れたまいしは」BWV40です。この日はクリスマスの翌日ですが、本作が初演された年は聖ステパノ(ステファノ)の記念日でした。ステファノはギリシャ語を話すユダヤ人(ヘレニスト)の代表でしたが、ユダヤ教の指導者を論争で論破したため、ユダヤ人たち(ファリサイ派)に石打の刑で殺害され、キリスト教における最初の殉教者となった人物です。このことを踏まえ、ステファノの記念日に初演された本作は、クリスマス2日目の演奏ということで基本的には祝祭的性格を持ちながらも、全8曲中3曲がコラールであることからわかるように、より厳粛な雰囲気を持たせた曲となっています。ルネ・ヤーコプス(アルト)マリウス・ファン・アルテナ(テノール)マックス・ファン・エグモント(バス)グスタフ・レオンハルト指揮レオンハルト・コンソートハノーヴァー少年合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38081541