ルイ・ヴィエルヌ:オルガン交響曲第4番 ト短調 作品32

ルイ・ヴィエルヌ:オルガン交響曲第4番 ト短調 作品32

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=5c-bZ8drDe0 )。ルイ・ヴィエルヌのオルガン交響曲第4番 ト短調 作品32は、1914年の夏に作曲されました。この作品はアメリカのオルガン奏者ウィリアム・クレイン・カール(William Crane Carl 1865 - 1936)に捧げられました。彼はヴィエルヌと同じくアレクサンドル・ギルマンを先生としており、ギルマンが渡米した際にはギルマンを学長として「ギルマン・オルガン学校」を設立するほどに親交を結んでいました。このため、ヴィエルヌは新作のオルガン交響曲を兄弟子であるカールに捧げようとしたと思われます。しかし、本作が作曲された1914年の夏には第一次世界大戦が勃発しており、戦争の混乱の中で演奏の機会はなかなか訪れませんでした。結局、本作は作曲から10年後の1924年、アンドレ・マルシャルによって初演されました。ハンス・エーベルハルト・ロス(オルガン)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38946245