バッハ:カンタータ第89番「われ汝をいかになさんや、エフライムよ」BWV89

バッハ:カンタータ第89番「われ汝をいかになさんや、エフライムよ」BWV89

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=IXF-K0RqMLc )。バッハのカンタータ「われ汝をいかになさんや、エフライムよ」BWV89は、1723年10月24日(三位一体主日後第22日曜日)にライプツィヒで初演されました。この日の礼拝ではマタイによる福音書から「王が巨額の負債を負った家来を憐れみ、それを帳消しにしたが、その家来は、同僚に貸したわずかの金を返せと迫って首を絞め、同僚を牢獄に入れてしまう。王は怒って、その家来を牢獄に入れる」という話が取り上げられました。本作もこの話に沿って、不実なこの世に対する神の処罰を警告する歌詞が歌われ、全体として重苦しい雰囲気が漂っています。音楽様式としては全6曲のうち5曲がアリアとレチタティーヴォで、終曲コラールのみ合唱となっており、伴奏も当初は弦楽器とオーボエのみだったのが、初演直前にコルノ・ダ・カッチャ(ホルン)のパートが追加されるという、声楽・伴奏ともに小規模な編成のカンタータとなっています。マルクス・クライン(ソプラノ)ポール・エスウッド(アルト)マックス・ファン・エグモント(バス)グスタフ・レオンハルト指揮レオンハルト・コンソートコレギウム・ヴォカーレハノーヴァー少年合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40050782