グリエール:交響曲第3番 ロ短調「イリヤー・ムーロメツ」作品42

グリエール:交響曲第3番 ロ短調「イリヤー・ムーロメツ」作品42

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=jxEMvnQgGhI )。ウクライナのキエフ出身の作曲家レインゴリト・グリエール(1875 - 1956)はスクリャービンやラフマニノフと同世代で、ロシア帝国末期~ソ連時代に後期ロマン派、国民楽派、そして中央アジアなどのオリエンタリズムに基づく作品を多数作曲しました。このうち、彼の代表作の1つとされるのが1911年に完成した交響曲第3番 ロ短調「イリヤー・ムーロメツ」作品42で、リムスキー=コルサコフの交響組曲やチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」の流れをくむ標題交響曲となっています。グリエールが本作で題材に選んだ「イリヤー・ムーロメツ(ウクライナ語ではイッリャー・ムーロメツィ)」とは10世紀のキエフ大公ウラジーミル1世に仕えたとされる伝説上の勇士の名前で、彼の伝説から4つのエピソードを取り上げて全4楽章で構成され、全曲の演奏時間は約80分にも及ぶ大規模な交響曲となりました。グリエールはリムスキー=コルサコフやチャイコフスキー、スクリャービンやラフマニノフといったロシアの名だたる作曲家に比べると知名度は劣るものの、この作品は指揮者レオポルド・ストコフスキーをはじめとして多くの音楽家たちに愛好され、現在では後期ロマン派における標題交響曲の傑作の1つと評価されています。サー・エドワード・トマス・ダウンズ指揮BBCフィルハーモニック

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40093835