バッハ:カンタータ第95番「キリストこそ わが生命」BWV95

バッハ:カンタータ第95番「キリストこそ わが生命」BWV95

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=sZ7R43p9SyI )。バッハのカンタータ「キリストこそ わが生命」BWV95は、1723年の三位一体節後第16日曜日である9月12日に初演されました。この日の礼拝ではルカ福音書から、一人息子を失って嘆き悲しむ母を哀れに思ったイエスが、棺に手を当てて「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言うと、棺の中の息子が蘇ってものを言うようになり、人々は恐れととともに神を賛美した、という逸話が語られました。この内容にちなんで、本作は「喜びをもって死におもむく」「死は苦しみの終わり」という風に死を美しく歌い上げる内容に満ちており、その理由として終曲で「死は滅びでなく復活の先触れ」という内容のコラールが歌われます。音楽的には「キリストこそ わが生命」「平和と歓喜もてわれはゆかん」など、死をテーマとするコラールが4曲引用されるという異例の構成になっています。ドロテー・ミールズ(ソプラノ)ハンス・イェルク・マンメル(テノール)トーマス・バウアー(バス)フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40184181