バッハ:カンタータ第136番「神よ、願わくばわれを探りて」BWV136

バッハ:カンタータ第136番「神よ、願わくばわれを探りて」BWV136

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=aGbPXyu5F28 )。バッハのカンタータ「神よ、願わくばわれを探りて」BWV136は1723年、この年の三位一体節後第 8日曜日である7月18日に初演されました。この日はマタイによる福音書から、イエスが「偽預言者に注意しなさい」と説いた逸話が章句に選ばれており、全6曲からなる本作もその逸話に沿って「偽預言者のみならず全ての人は原罪を背負っていて不浄であるが、イエスの傷や血潮によって原罪はあがなわれた。イエスの血潮は清浄である」といった内容の歌詞が歌われます。音楽様式としては簡素ですが、合唱曲に始まり、アリアとレチタティーヴォを挟んで、終曲をコラールで締めくくるという、典型的なバッハのコラール・カンタータです。また本作は1723年の初演ですが、それ以前に作曲された別作品から曲が転用された可能性が、残された資料から指摘されています。なお第1曲は緻密な合唱フーガとなっており、この曲は後にミサ曲 イ長調 BWV234の終曲「Cum Sncto Spiritu」にも使われています。マルクス・フォルスター(アルト)ヨハネス・カレシュケ(テノール)エッケハルト・アベーレ(バス) ルドルフ・ルッツ指揮バッハ財団管弦楽団バッハ財団合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40829448