Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=_AkNlP6fnnk )。1953年のバイロイト音楽祭でクレメンス・クラウスの指揮により演奏された「ニーベルンクの指輪」より、8月9日に上演された楽劇「ワルキューレ」の実況録音です。クラウスの指揮は、それまで担当していたクナッパーツブッシュの(第二次世界大戦前から続く伝統的な)重厚でスケールの大きい演奏とは異なり、全体的に速めのテンポで音楽を明快に鳴らすことに重点が置かれています。この音楽性の違いは特に「ワルキューレ」の演奏ではっきり表れており、ナチス政権によってもたらされたワーグナーの負のイメージを払拭しようとしていたバイロイト音楽祭主宰者ヴィーラント・ワーグナーが激賞したのも納得の演奏です。クレメンス・クラウス指揮バイロイト祝祭管弦楽団バイロイト祝祭合唱団