利己主義という気概ーエゴイズムを積極的に肯定するー 2008/12/5) アイン・ランド( 著 ),藤森かよこ(翻訳)【アラ還・読書中毒】利他主義者が不当に貶めた価値観、たかり主義が国を滅ぼす。

利己主義という気概ーエゴイズムを積極的に肯定するー  2008/12/5) アイン・ランド( 著 ),藤森かよこ(翻訳)【アラ還・読書中毒】利他主義者が不当に貶めた価値観、たかり主義が国を滅ぼす。

(訳者解說)アインランドの名前が日本人一般に触れるようになったのは副島隆彦の「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」1999「肩をすくめるアトラス」「水源」大長編小説の核となっている哲学だけを抽出したものが本書小説に比べれば退屈・・「客観主義について」生き物である以上は生き延びるということが目標般的に言われる利己主義の意味は「欲望の赴くままに生きること⋯・」(自己利益に反する)本来の意味は「事故に利益があるようにすること」動物のように本能では生き延びられない。脳の力、思考力だけが人間の持つ・・欲望や願いでは変わらない現実・・獲得、生産して生き延びる思考と行動において合理性がないと、長期的視野に立って生き延びることができない。夜警国家が大切政府は物理的強制力のを抑止する物理的強制力をもたなければならない。(詐欺などは含まれない?)個人の諸権利を侵害する暴力の報復し反撃するときのみ力の行使が許される。本書で弾劾「生きているのに死んでいること祝福「とことん生き延びること」「理」が必要理性を維持しなければ生き延びられない。目的合理性理性とは利性合理性とは合利性アインランド「利己的に生きることこそ人間が持つべき気概(美徳)」マルクスとランド同じく怒りからの起源だが関心の方向が違う。文学者と社会学者の違いか。同じく怒りからの起源だが関心の方向が違う。文学者と社会学者の違いか。(前書き)「利己的」正確な意味は自分の利益に関する関心道徳的評価を含まない利他主義は血に飢えた獣のイメージをでっち上げ・自分の利益への関心はすべて邪悪・隣人のために利己主義は捨てろ他人のための利益のためならどんなことも善自分への利益は邪悪(利他主義者の決めつけ)独裁者が道徳的とみなされる、なんとなれば独裁者が侵す残虐非道さは「人民」の利益のためになされたもの・・自然は機械的に自動的に生き延びていく手段を人間に与えてくれない。自分の努力によって生を支えるしかない。生き延びようとする人間の欲望は邪悪なものになってしまう人間の生そのものが邪悪なものなってしまう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41674423