バッハ:カンタータ第165番「おお 聖なる霊と水の洗礼よ」BWV165

バッハ:カンタータ第165番「おお 聖なる霊と水の洗礼よ」BWV165

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=SqNVIF2Lkgo )。バッハのカンタータ「おお 聖なる霊と水の洗礼よ」BWV165は1715年の作品で、この年の三位一体節である6月16日に初演されたと推測されています。この日の福音書章句はヨハネによる福音書から、ファリサイ派で最高法院の議員であったニコデモがイエスと神の国について問答をしたことが取り上げられており、本作の歌詞もその内容に沿って「水と霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできない」、つまり曲名にもある「洗礼」を主題にしており、全体的な内容としては、古い罪深い自分が死んで、新しい自分が生まれるという、苦しみと喜びについて歌われています。音楽様式としては、この頃のヴァイマルでのバッハのカンタータに見られる、独唱と室内楽的な伴奏で構成される小規模な様式で構成されていますが、全6曲が多彩な様式で作曲されており、演奏規模が小規模ながら単調さを感じないよう工夫がなされています。マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(ソプラノ)エルヴィラ・ビル(アルト)コリン・バルザー(テノール)ドミニク・ヴェルナー(バス) ルドルフ・ルッツ指揮バッハ財団管弦楽団バッハ財団合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41733238