バッハ:カンタータ第170番「満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよ」BWV170

バッハ:カンタータ第170番「満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよ」BWV170

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=aFYOAivmezI )。バッハのカンタータ「満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよ」BWV170は1726年に作曲され、この年の三位一体節後第 6日曜日である7月28日に初演されました。この日の福音書章句はマタイによる福音書から「自らの義を誇り、神の国の義に従わない者は天国へ入ることができない」「誰かに対して腹を立てるならば、それは殺人と同じであって地獄に投げ込まれる」といったものですが、本作の歌詞は「この世は苦しみに満ちているが、信心深い者は死後に天国で安息を得る」という風な筋立てになっています。音楽的には、本作はアリア独唱のためのカンタータで、全5曲という曲数は少なく感じますが、1曲当たりの時間が比較的長く、全曲の演奏時間は20分強と、中規模のカンタータといえます。作品の前半はこの世の苦しみを、後半で天国の安らぎを表したものになっています。アーフィエ・ヘイニス(アルト)シモン・ゴールドベルク指揮ネーデルラント室内管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41868005