【VOICEROID劇場】葵ちゃんに囚われていたお話:After

【VOICEROID劇場】葵ちゃんに囚われていたお話:After

注意 先に sm41181599 を視聴した方が楽しめると思います。いいね・コメントウェルカムです。───脱出する手段は夙に潰えている。チャンスはあった。けれども、そうしなかったのだ。 記憶を思い出す手段、心当たりは無かった。いや、本当はあったのかもしれない。きっと、自分で消してしまったのだ。 受け入れてしまっている。彼女のことを。───あの時言ったでしょ? ボクは君の全てが欲しいと...... それは現実だったか、夢だったか、それすらも定かではない。だが、一つだけ分かっているとすれば……。───光すら届かない場所でボクが愛し続けてあげる。君の全てを代償に。 自分は囚われていた、ということだろう。 シナリオにおいて、クリアする手段というのは必ず用意されているはずである。だが、登場人物の黒幕があまりにも上手すぎて、その手段が喪失してしまった……。 それはシナリオではなく、一つの劇場となった。結末は不変、観測者も性になく笑うかもしれない。 ボクっ娘の葵ちゃんに愛されてハッピーです、はい。理不尽な存在でも、別に良いでしょう? ここに英雄は居ないのだから、怪物と人間が邂逅すればどうなるかは自明の理。犠牲者の末路、というには少々ピンク過ぎかもしれない。 今回、そこまで怖くなかったかも……。 見た夢を物語として紡ぎ、視聴者が物語の結末へと導いた。良いお話良いお話。 やっぱり、あの情報だけで脱出するのは無理だったのかもしれない。一人くらいは居るかなって思ったんだけどね。ネタバレしたいけど、CoCシナリオにしたいからギミックは黙っておきまする。 これはホラー要素ですが、あることに気付くと一気に怖くなります。僕も言われて気付きました。肝が冷えました。だって、あることが繋がっていたんだもの。怖いよ。TeKeNo様から頂いた素敵な支援絵→im11049074(親作品登録は一週間以内に……!)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41919270