さいドロにおける、くっつき優先順位その1

さいドロにおける、くっつき優先順位その1

アツマール消滅後の、さいドロ6×6の移転先(外部サイト) https://qawsedrft1.gitlab.io/storage/sm41957073 の続編。今回は、「本来なら反転性を持っているべきなのに反転性がない」ような例を見ていく。なお、これは単純に実装の問題であり、工夫すれば反転性を持つように改善できる。内部的には、優先順位が同一の賽が複数並んだ場合が問題である。例えば、隣り合った「11」の優先順位が等しい場合、もし右の1が優先されるように作ってあるなら、左右反転させたときに出現する「11」も右の1が優先されるので、ここで左右反転性が崩れる。従って、優先順位がなるべく異なるような実装を考えるべき、ということになる。#00:00 最後の「55」で反転性の成否が決まる。これらの5は高さが違うので、高低差を加味して優先順位を決める実装であれば、反転性を持つようにできる。さいドロ6×6では、より高い位置から落下した方に高い優先順位を与える実装にしている。さいころドロップでも反転性は保たれているが、低い方が優先されており、さいドロ6×6と最終的な結果は違っている。#00:16「222」で反転性の成否が決まる。両端の2は同じ高さから落下するので、順位に差がつかない。しかし、これらの2は「11」から作られており、そこまで遡ってみると、落下してくる1の高さが違っている。よって、この高低差から生じた優先順位がずっと維持されたままで「222」に到達できるような実装なら、反転性が保たれる。さいドロ6×6は、実際にそういう実装になっている。#00:29 上の例と同じ原理を組み込んだ極端な例。反転性が崩れる実装の場合、連鎖数が大きく変わってしまう。#00:46 高さの違う1によって優先順位に差がついた状態がずっと維持されたままで「444」に到達できる実装なら、反転性が保たれる。続き sm41957108

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41957093