〇メンデルスゾーンの「春の歌」についてドイツ・ロマン派音楽の中で、最もよく知られた傑作のひとつである、ピアノ曲集「無言歌(集)」は全部で48曲残されています。個人的には、古典派の優雅さも併せ持っている傑作だと思います。曲想が優美で温かく、技巧的にも難しくないことから、発表当初から多くの人々に愛されてきました。「春の歌」は中でも有名でありながら、作曲者のオリジナル名称ではないのですが、楽譜冒頭の発想標語からついた題名で、ほぼオリジナル題名と同様に見なされています。〇私と「春の歌」について私の専門はヴァイオリンです。子どもの頃から弾いています。ですが、大学時代も鍵盤楽器を弾いてはいました。最近古いキーボードをピアノに近い音を出せるクラビノーバに替えて、そのうえある事情から本物のグランドピアノも我が家にやってきたのでレッスン室は鍵盤を弾かないのがおかしいような状況に・・私と親交の深い「つぅまっち」さんは市井(しせい)の名ピアニスト互いに行き来しているうちに、ピアノレッスンを受けるようになりました。この曲は、ほぼ練習曲です。もうひとつは、世界的に有名なジョン・オコーナー先生の存在です。先生は私の住んでいる音楽の町、浜松市とも縁があり、また学生時代にコンサートに行かせていただいたりと、楽器こそ違え、密かなファンでした。音楽家を志す人は、いつかオーラを身に付けなければならないと仰っています。私のピアノ演奏に大いに影響を与えてくださいました。〇「愛の喜び」への憧れと練習話が飛びますが、クライスラーの「愛の喜び」は、つぅまっちさんのレッスン室でも我が家でも演奏できる、ヴァイオリンとピアノのセッションに相応しい曲として、互いに親しんできた曲です。でもこの頃は、つぅまっちさんの身体状況から二人で演奏するのが難しくなっています。そこで、今年に入ってからは、ラフマニノフがピアノソロ用に編集したものを私一人で弾けるように猛練習してきました。つぅまっちさんの弾いた「愛の夢」-リストに対するお返しになるし、これまで二人で育んできた愛の証拠として、次作は「愛の喜び」をお届けします。〇録音と映像編集について今回は、あくまでも練習用として選んだ曲でしたが彼のお友達のスタジオでの録音、緊張しました。映像は、つぅまっちさんがカスタマイズしたアプリを使って私が編集しました。というか、私が幾ら頼んでも拒否されたので( ^ω^)・・・短い曲なのでまあ何とかなっ・・・たかな?