怪物 / ShyOn【オリジナル曲/初音ミク】9作目です。 2024/8/14 9作目「怪物」 Vocal: MikuMusic, Lyrics: ShyOnIllustration: ShyOn ■SNStwitter: @ShyOn_Painting ■歌詞「何もないなら消えてしまえ」 後ろ指が円を描く世界季節外れの天気予報 春風は誰に殺された 人波に体を千切られて 残骸は墓所に辿り着いた名前を持たない怪物が いつも横に立っている水溜りを避けた子猫が車に轢かれたんだとかそんなニュースなんかよりも 知ってほしい事があるのに 暗闇を照らすランタンは とっくに燃料切れだから雪の降らない寒い夜が続く 部屋を照らす灯りも無くて全身創痍落ち着かず 焦燥感 心の中は瓦礫だらけ時のない世界に憧れている 忘れてしまった感情が恋しいな 凪いで終わるその日まで 僕ら転がり続ける叫び声は風に消えて 体が溶けてゆく檻の中を出なければ 死ぬことはなかったと重力に見放された 鳥は空に堕ちる 弦の響きのように張り詰めた 日々に切れてしまったあの日から落ち葉を拾うようにカケラ集めても元には戻らない予定された文脈に沿って消費される感受性の残骸「 」で散らかった部屋は昨日寝る前より小さくなってた 海の見える街まで出かけたら 何故だか波の音が聞こえない寄せては返す永遠に 囚われた水を見た千切れた海藻が水面に揺れて フジツボは波止場にしがみついている産まれたことに気づかないまま 消えてしまった感情が恋しいな 夜の海に憧れて 後ろ髪を託したクラゲのような向日葵が 頭を下げている君が横に居なければ 死ぬことは無かったと檻の中で叫んでいる 怪物が憎らしい 誰も居ない古い図書館は 懐かしい本の匂いがした埃塗れ古い感情 歯車がゆっくり進みだす 頭の中舞い落ちる 枯れ葉はいつかやがて思い出と土に消えて 新たな種となる深く深く根を伸ばし 細い枝を伸ばしてそれはまるで欅だと 誇る幹となれ いつか成す日となれ