Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=9B4GR-TcO-s )。1838年~1840年頃にかけて、フランスの作曲家シャルル=ヴァランタン・アルカンは左手、右手、両手のための練習曲を1曲ずつ作曲し、これら3曲をまとめて「3つの大練習曲」作品76としました。現在では、この練習曲集は各曲ごとに異なる手を使用することから、日本では「片手ずつと両手のための3つの大練習曲」という別名が使われることがあります。この動画では、この練習曲集から第1番「左手のための変イ調の幻想曲」が演奏されています。左手のみを使う独奏曲でありながら演奏時間は10分を超え、使用する技巧も高速なトレモロや大きな飛躍、重圧な和音などを駆使する難曲ですが、「3つの大練習曲」の中では最も演奏しやすい曲とされており、作曲当時のアルカンのピアノの技量がどれほどのものかをうかがわせる内容となっています。ロナルド・スミス(ピアノ)