Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=C3EBfiFBEAs )。バッハのカンタータ「われは幸うすき者、誰かわれを救わん」BWV48は、彼がライプツィヒのトーマスカントルに就任した1723年に作曲され、この年の三位一体主日後第19主日にあたる10月3日に初演されました。この日に語られた福音章句はイエスが中風の人を癒した奇蹟の逸話ですが、カンタータは病を治す奇跡を起こしたイエスへの賛美に重点が置かれ、全体としては前半でこの世の悩みが語られ、後半ではイエスの救いが賛美されるという筋立ては、一般的なバッハのカンタータと同様のものです。音楽様式としては全7曲構成で、通常のバッハのコラール・カンタータが第1曲と終曲でコラールを引用するのに対し、本作は第3曲もコラールの引用で、第2曲のレチタティーヴォと第4曲のアリアにコラールが挟まっているという珍しい構造になっています。これにより作品の約半分がコラールとなっており、コラールの役割が大きい作品となっています。クレア・ウィルキンソン(メゾソプラノ)ガイ・カッティング(テノール) バルト・ファン・レイン指揮ル・コンセール・ダンヴェルオクトパス室内合唱団