Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=OZ7HLE1i6GU )。1930年5月、フィンランド政府はレコード会社EMIにシベリウスの交響曲第1番と第2番の商業録音を依頼しました。協議の結果、シベリウスが最良の指揮者として推薦したロベルト・カヤヌスが指揮を担当することとなります。同年5月21~23日、カヤヌスは「交響楽団」を指揮して交響曲第1番を録音しました。これが、シベリウスの交響曲の史上初録音となります。レコードには演奏団体として「交響楽団」の名称のみが表示されており、これは録音の際にEMIが組織した覆面オーケストラとされています。この団体の正体は、ロンドン交響楽団やロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の説があり、現時点では確実な資料は見つかっていないようです。なお、フィンランド政府はこの録音を皮切りに、シベリウスの交響曲や交響詩など、主要な管弦楽曲を録音するプロジェクトを立ち上げており、この動画では交響曲第1番の後に「カレリア組曲」作品11より第3曲「行進曲風に」が収められています。ロベルト・カヤヌス指揮交響楽団