大学講師のスペイン語講読 ボルヘス『伝奇集』「ドン・キホーテの作者ピエール・メナール」を読む (2)

大学講師のスペイン語講読 ボルヘス『伝奇集』「ドン・キホーテの作者ピエール・メナール」を読む (2)

ラテンアメリカ文学を代表する作家の一人、アルゼンチンのボルヘス(Jorge Luis Borges, 1899-1986)の『伝奇集 Ficciones』から短編「ドン・キホーテの作者ピエール・メナール」を読んでいきます。今回でとりあえずピエール・メナールの作品リストを読み終えました。いよいよ『ドン・キホーテ』(という、既存の作品であるはずのもの)の一部がピエール・メナールの作品であり、しかも「私たちの時代でもっとも重要な作品」であるという話が出てきます。これ、フィクションですからね。ピエール・メナールという作家もその作品リストも架空です。でも、数多くの実在する思想家についての研究が作品リストにあったりと、ボルヘスらしい博識を活かしてもっともらしいものに仕立て上げています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm45468138