バッハ:イギリス組曲第2、3、4、6番(ギーゼキング)

バッハ:イギリス組曲第2、3、4、6番(ギーゼキング)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=ZrDNHeCXecA )。20世紀前半~中盤に活躍したドイツのピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895 - 1956)は、現在では主にモーツァルトやドビュッシー、ラヴェルの演奏録音が有名ですが、バッハ作品の録音も多く残しています。その一つがイギリス組曲で、残念ながら全曲録音ではないものの、第2、3、4、6番を録音しています。ギーゼキングと同時代に活躍したピアニストにはエトヴィン・フィッシャーやバックハウス、ケンプ、アラウ、ホロヴィッツやルービンシュタイン等がいますが、このうち積極的にバッハ作品を演奏していたのはフィッシャーくらいで、当時のほとんどのピアニストは演奏会のプログラムにバッハ作品をとりあげることはなく、せいぜいリストやブゾーニなどの編曲版が演奏される程度だったといいます。そんな中で、1950年に放送用音源としてギーゼキングは数多くのバッハ作品を録音しました。しかも、その演奏はバッハ作品本来の響きを再現するため過剰な感情的表現を排除し、チェンバロ演奏用であることを考慮して保音ペダルの使用も限定するなどの工夫がなされています。これらの演奏法は後のバッハ作品のピアノ演奏に多大な影響を及ぼしており、そのパイオニア的演奏としてギーゼキングの録音は現在においても充分に聴く価値のあるものと思います。ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm45518352