Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=5eTJdsGRSP0 )。グラナドスが1911年に作曲したピアノのための組曲「ゴイェスカス」( sm45575038 )は、同年中に初演・出版されるとたちまち人気作となり、多くの人々から高く評価されました。そして評価した人々の中の一人が、この作品のアメリカ初演を担当したアーネスト・シェリング(1876 - 1939)で、彼は作品の美しさがピアノ独奏曲にとどまるものではないとして、グラナドスに歌劇への編曲を薦めます。それに応じたグラナドスは、1915年にフェルナンド・ペリケ・イ・スアスナバールの台本を基に編曲を行いました。このオペラは1幕のみで演奏時間も1時間弱ほどのものですが、それでも原曲の編曲版だけでは曲が足りず、追加曲を新たに作曲しています。当初、歌劇「ゴイェスカス」はパリのオペラ座での初演が予定されていましたが、第一次世界大戦の影響で中止となり、初演は1916年1月28日にニューヨークのメトロポリタン歌劇場において行われました。グラナドスはこの作品の初演に出席するよう要請され、悩んだ末に船嫌いにもかかわらず夫婦で渡米しました。グラナドスは初演後、作品に改善の余地があると考え、改訂の意向を示していたといわれています。しかし、グラナドス夫妻は帰国のため乗船した船がドイツ軍潜水艦による無差別攻撃に遭い、共に悲劇的な最期を迎えたため、改訂が行われることはありませんでした。コンスエロ・ルビオ(ソプラノ)アナ・マリア・イリアルテ(メゾソプラノ)ヒネス・トラノ(テノール)マヌエル・アウセンシ(バス)アタウルフォ・アルヘンタ指揮スペイン国立交響楽団マドリード・シンガーズ