レスピーギやストコフスキーなどの編曲が有名な、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのオルガン作品BWV582を、19世紀ドイツ出身の作曲家・指揮者・ヴァイオリニストのハインリヒ・ヨーゼフ・エッサーが管弦楽編曲した作品を、打ち込みで再現してみました。(楽器編成) Fl2, Ob2, B管Cl2, Fg2, Es管Hrn2, C管Tp2, Tb3, Timpani, 弦5部シンプルな二菅編成ですが、楽器の組み合わせ方が個性的で面白い編曲だと思います。速度は、音楽が淀みなく進むよう、やや速めに設定してみました。エッサーは、当時は特に指揮者としてウィーンで高く評価されていた人物で、ウィーン宮廷歌劇場、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団等の指揮も務めました。また、ワーグナーやブラームスとも交流があった人物だったそうです。バッハの編曲作品も、彼が指揮をする演奏会のために自ら編曲していて、結構いろいろなバッハの編曲作品を演奏していたようです。しかし、BWV582のほかに楽譜が流通しているのは、「トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540」のトッカータで、後年エルガーが手を加えたバージョンだけのようです。(エッサーが後半のフーガも編曲して指揮していた記録はあるようですが、その楽譜は残っていないのかもしれません。)作曲家としては、当時は歌曲や合唱作品が評価されていましたが、交響曲5曲や管弦楽組曲などの器楽作品やオペラも遺しています。エッサーも、現在ほとんど演奏されていない、埋もれた作曲家の一人ですね…。楽しんでいただけたら幸いです。(追伸)平和でありますように悪の作る恐怖や嘘に誘導されて、自分自身を見失いませんように(追伸2)3/5に投稿した動画の音に手直しを少々加え、再投稿しました。