Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=PnWyQUR7d3o )。バッハのカンタータ「歓呼のうちに神は昇天したもう」BWV43は1726年に作曲され、この年の昇天祭である5月30日に初演されました。バッハは1723年にライプツィヒでトーマスカントルに就任してから、しばらくの間は教会暦に沿って日曜日と祝日に新作カンタータを作曲していましたが、就任3年目となる1725年には、彼の遠縁の親戚でマイニンゲンの宮廷に仕えていた作曲家ヨハン・ルートヴィヒ・バッハのカンタータを演奏するようになります。そして、バッハはこれまで作曲していたコラール・カンタータとは異なるヨハン・ルートヴィヒのカンタータ様式に沿った作品を作曲するようになりました。本作もそういった作品の一つで、2部構成の全11曲となっています。このうち、第1曲の合唱は極めて規模が大きく、バッハの管弦楽組曲と同様に曲の中核をなしており、このような様式はヨハン・ルートヴィヒのカンタータに影響されたものと推測する見方もあります。なお、終曲のコラール「汝命の首領、主イエス・キリストよ」は、10年後にバッハがやはり昇天祭のために作曲した「神をそのもろもろの国にてほめ讃えよ(昇天祭オラトリオ)」BWV11で再び引用されています。ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)アンネカトリン・ラープス(アルト)チャールズ・ダニエルズ(テノール)ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス)ルドルフ・ルッツ指揮バッハ財団管弦楽団バッハ財団合唱団