Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=LPs-O_ogR-s )。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハのブランデンブルク協奏曲は、2000年の初録音盤も高く評価されましたが、この2008年の再録音は日本人による最良のバッハ演奏の一つといえます。旧盤からわずか8年後に再録音するというのは少々驚きですが、新盤では旧盤と異なる多くの新機軸が取り入れられています。まず、18世紀に用いられていた、ストラップで肩にかけて演奏する小型のチェロ「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」が使用されています。そして旧盤ではフレンチ・ピッチというかなり低いピッチが採用されていたのに対し、新盤ではピッチも若干上げられ、残響もコンサートホール並みになっていて、かなり大きく違いが感じられます。また、元来二つの和音しか書かれていない第3番の第2楽章は旧盤はチェンバロ独奏のトッカータを基礎にしていましたが、新録音では「3台のチェンバロのための協奏曲」BWV1064の第2楽章を編曲したものが用いられています。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン