モーツァルト:フルートとハープのための7つの小品(2026年2月新発見)

モーツァルト:フルートとハープのための7つの小品(2026年2月新発見)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=wk-sIeh7BcI )。2026年2月、フランス国立図書館の研究員フランソワ=ピエール・ゴイは、図書館に収められていた資料の中から、ある楽譜を発見しました。これはフルートとハープにより演奏される小品7曲で、楽譜には作曲者名や題名は書かれていませんでしたが、ゴイは楽譜を見て「これはモーツァルトの作品ではないか」と直感し、専門家たちとともに資料の精査を行いました。そして4月にザルツブルク・モーツァルテウム財団の「モーツァルティアーナ図書館」館長アルミン・ブリンツィングによって、楽譜がモーツァルト自身の自筆譜であることが確認され、これらの作品はモーツァルトの真作として認定されました。フランツ国立図書館ではこの成果に基づいて、6月21日に初演を行い、翌日に音源を公開しました。1778年、モーツァルトは3度目のパリ訪問を行い、そこでフランスの外交官ギーヌ公アドリアン=ルイ・ド・ボニエールの娘マリー=ルイーズ・フィリピーヌの音楽教師となりました。マリーはハープ演奏の才能があると思われており、モーツァルトは彼女の音楽的才能を開花させるべく教育を行いました。その教育の過程で、新発見された「フルートとハープのための7つの小品」が作曲されたと考えられています。ギーヌ公自身がアマチュアのフルート奏者であったことから、父と娘が協演するための作品だったようです。なお、モーツァルトはギーヌ公の依頼により「フルートとハープのための協奏曲」を作曲していますが、ギーヌ公は協奏曲の依頼料を支払おうとせず、娘の音楽教育に対する報酬も当初契約の半額に値切るなど、冷淡な対応に終始したため、最終的にモーツァルトはパリを離れることとなります。そのためか、新発見された7曲のうち6曲までは完成していますが、第7曲は未完のまま放置されており、この動画でも他の曲の半分程度の演奏時間となっています。マチルド・カルデリーニ(フルート)ニコラ・テュリエ(ハープ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46479377