無責任な詮索 『徒然草 気まま読み』#80

無責任な詮索 『徒然草 気まま読み』#80

今回扱うのは、第七十七段。全文を紹介すると…世の中に、そのころ人のもてあつかひぐさに言ひあへること、いろふべきにはあらぬ人の、よく案内(あない)知りて、人にも語り聞かせ、問ひ聞きたるこそうけられね。ことに、かたほとりなる聖法師などぞ、世の人の上は、わがことと尋ね聞き、如何でかばかりは知りけむと覺ゆるまでぞ、言ひ散らすめる。いまで言うなら週刊文春?世の中で話題になっていることについて、関係もない人がその事情について、人に語り伝えるなどということが、兼好法師の時代にもよくあったらしい。さて、ではそういうことについて、兼好法師はどのように思っていたのだろうか?

http://www.nicovideo.jp/watch/so36817461