大脇幸志郎×市川衛「医学は自由のためにあるーー『「健康」から生活を守る』刊行記念イベント」(2020/7/1収録) @0waki @mam1kawa #ゲンロン200701

大脇幸志郎×市川衛「医学は自由のためにあるーー『「健康」から生活を守る』刊行記念イベント」(2020/7/1収録) @0waki @mam1kawa #ゲンロン200701

ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。記事URL=  https://genron-alpha.com/article20200705_1/ 【収録時のイベント概要】健康に気をつけろ、とひとは言います。テレビや新聞、SNSには健康に関する耳寄りな情報が踊り、わたしたちはそれに従ったり、(後ろめたさを感じながら)無視したりしています。食べたいものを我慢したり、飲みたいお酒を控えたりすることもあります。でも、それが本当に幸せなことなのでしょうか。現役の医師である大脇幸志郎さんの新著『「健康」から生活を守る』( https://amzn.to/37K1BTg )は、そもそも健康情報には根拠がはっきりしないものもあること、そしてたとえ根拠があるものにしても、なによりも優先されるべきは人生の豊かさであり、健康そのものではないことを、尿酸値、血圧、メタボ……など、身近な実例とともに教えてくれます。その過程で、医学は高度に発達し、多くの人を救うようになった一方で、まだまだコントロールできないこと、わからないことだらけであることが見えてきます。新型コロナウイルスに翻弄されたこの半年。わたしたちはかつてなく、医学の専門家の意見に注目してきました。多くのひとの仕事や趣味は制限され、みながマスクを着けて歩くようになりました。その結果、ひとまず「第一波」は終わったということになり、「第二波はいつ来るのか」が警戒されています。しかし結局、なにが有効なのか、対策はどのくらいうまくいったのか、一般人にはよくわかりません。「健康のため」「社会のため」と言われれば、反論はしにくい。でも、本当に大切なものはなんだっただろうと、もやもやしてはいないでしょうか。ゲンロンカフェでは、『「健康」から生活を守る』の著者・大脇さんと、医療ジャーナリストとして健康情報の発信に携わっている市川衛さんをお招きし、わたしたちはあふれる情報とどうつきあっていくのがよいか、そのヒントをお話しいただきます。ちなみに大脇さんは、東大の医学部を卒業後、ゲンロンの社員として、『思想地図β』の編集やゲンロンカフェの運営に携わっていました。退職後は医療情報サイトの運営に参加したのち、現役の医師として勤務する傍ら、ウェブや著作を通して情報発信を行っています。そんな変わった経歴をお持ちの大脇さんが、いまなにを伝えたいのか。昔からのゲンロン読者のみなさまにも、ぜひご覧いただきたいです。医学は自由のためにある – ゲンロンカフェ https://genron-cafe.jp/event/20200701/

http://www.nicovideo.jp/watch/so39567172