海ノ民話 第84話~第85話 燃えていたお大師さん/猿タカ合戦物語

海ノ民話 第84話~第85話 燃えていたお大師さん/猿タカ合戦物語

海部の下灘の漁師がひとりで夕暮れの海に出ていると、急に海が荒れはじめ、あっという間に波にさらわれて流されてしまいます。「なむだいしへんじょうこんごう……」漁師は、弘法大師に一心に祈りました。 ふと顔をあげると波の間にかすかに赤い火のようなものが見えました。漁師は決死の覚悟で嵐の海を泳ぎ、荒磯の上で火が燃えている岸にたどり着きます。 しばらくすると夜が明け、風雨もおさまった頃に目覚めると、赤々と燃えていたはずの火はなく、小さな石仏が転がっていました。よく見るとその石仏の顔は……/北山曽根の沖にはサルが住む「猿子島」、タカが住んでいる「鷹島」という二つの島がありました。猿子島は木々が生い茂り、磯にはハマグリがどっさりとありました。鷹島に住むタカは気が荒く、その凶暴さゆえにとうとう鷹島の磯には魚が寄りつかなくなってしまいました。そうなると、タカたちの次なる標的は猿子島です。サルを見ると 片っぱしから、鋭いくちばしで頭をつつきます。サルたちも懸命に戦いましたが、鋭いくちばしと自由に飛び回れるタカにはかないませんでした。サルの食べ物はとられ、ハマグリも魚も持っていかれてしまい……出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代監督:沼田心之介©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会 so44912727 ←前話|次話→ so44912729  第一話→ so42139184

http://www.nicovideo.jp/watch/so44912728