海ノ民話 第88話~第89話 宗像三女神と沖ノ島/親子くじらの弁天さま参り

海ノ民話 第88話~第89話 宗像三女神と沖ノ島/親子くじらの弁天さま参り

昔々、天照大神(あまてらすおおかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)との契約(うけい)によって、田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)、の宗像三女神がお生まれになりました。天照大神は三女神に対して神勅を下し、市杵島姫神は九州本土の辺津宮、湍津姫神は大島の中津宮、田心姫神は沖ノ島の沖津宮に降り立ち、祀られるようになりました。航海の安全と、歴代の天皇を助ける守り神となったのです。宗像三女神を代々守ってきた宗像の海の民から受け継がれ、現在も守り続けられている思い、お祭とは……/江戸時代の終わり、玄界灘を通る鯨を捕る呼子の鯨組はたいそう活気がありました。その中でも、最も腕の立つ鯨捕りは「羽差(はざし)」と呼ばれ、鯨に乗り移ってとどめをさす銛打ちの名人でした。 ある日、羽差の常七の枕元に一頭の鯨が現れて「今から子鯨の七日のお礼に弁天様に参ります。お参りが済むまでは見逃してください」と常七に頼みました。 目覚めた常七は、急いで浜に出てみました。すると浜で夢に出てきた鯨そっくりの親子鯨が射止められていたのです。 常七は、気の毒なことをしたと思い、とぼとぼと家路につくとそこには……出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代監督:沼田心之介©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会 so44912729 ←前話|次話→ so44912731  第一話→ so42139184

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