キーワード 作曲者指揮 が含まれる動画 : 49 件中 1 - 32 件目
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R・シュトラウス「サロメの踊り」作曲者指揮
リヒャルト・シュトラウス作曲と指揮
ベルリンフィルハーモニック管弦団
1928年録音 80回転でプレイバック
Richard Strauss conducts his "Salome Dance"
Berlin Philharmonic Orch. recorded in 1928
【SynthVクラシック】Folk Songs / ルチアーノ・ベリオ【Eleanor Forte AI】
(20世紀の曲のカバーは)初投稿です。
「シンフォニア」、「セクエンツァ」シリーズなどガチガチの現代音楽を作曲していたルチアーノ・ベリオですが、過去の作品を独自にアレンジして発表することもありました。
この"Folk Songs"もその一つで、妻であったキャシー・バーべリアンの高い歌唱能力を活かすため、アメリカからアゼルバイジャンに至る各地の民謡を集めて編曲した作品となっています。
今回はそのうち冒頭の3曲をエレノアさんでカバーしました。
非常に聴きやすくこれが現代音楽?と思われるかもしれませんが、1曲目のテンポと無関係に弾き続けるヴィオラ、2曲目終わりに聴こえる鳥の鳴き声の模倣など、20世紀的なセンスもあちこちに見受けられます。
3曲目はアルメニア民謡ですが、キャシーの先祖がアルメニア出身だったため曲集に含められたのだとか。アルメニア語の発音が分からず耳コピしたので正しいのかは微妙です。
エレノアさんにアルメニア語をしゃべらせたのは多分私が初めてではないでしょうか。
4曲目以降はフランス語の発音をマスターしてからになりそうです。あとMVの作り方がわかりません
Folk Songs for mezzo-soprano and 7 instruments (1964)
曲: Luciano Berio (1925 - 2003)
歌詞:Traditional
日本語訳:やしろ
声: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)
作曲者指揮、キャシー・バーべリアン歌唱の自作自演盤は是非一度聴いてみてください。
ヴィラ・ロボス「セレスタス」ジェニー・トゥーレル(メゾソプラノ)
エイトール・ヴィラ=ロボス - Heitor Villa-Lobos:作曲
ジェニー・トゥーレル=Jennie Tourel メゾソプラノ
作曲者指揮 管弦楽団
混声合唱とオーケストラのための『筑後川』より第五楽章「河口」を二種類
前半
團伊玖磨 指揮
九州交響楽団
福岡合唱連盟合唱団・長崎合唱連盟合唱団
後半
山田和樹 指揮
東京交響楽団
東京混声合唱団
團伊玖磨 指揮『筑後川』第四楽章「川の祭」
混成合唱組曲『筑後川』より
第4楽章 「川の祭」
作詩 / 丸山 豊
作曲 / 團 伊玖磨
指揮 / 團 伊玖磨
合唱 / 久留米音協合唱団
合唱 / 宮崎コールフロイント
伴奏 / 本間 敬二
伴奏 / 松山 詩子
プロローグ sm39194824
團伊玖磨 指揮『筑後川』
第一楽章「みなかみ」 sm39199129
第二楽章「ダムにて」 sm39199166
第三楽章「銀の魚」 sm39212155
第四楽章「川の祭」 この動画です。
第五楽章「河口」 sm38171435
おまけ 管弦楽編伴奏による「河口」を2種類 sm39212432
團伊玖磨 指揮『筑後川』第三楽章「銀の魚」
混成合唱組曲『筑後川』より
第3楽章 「銀の魚」
作詩 / 丸山 豊
作曲 / 團 伊玖磨
指揮 / 團 伊玖磨
合唱 / 久留米音協合唱団
合唱 / 宮崎コールフロイント
伴奏 / 本間 敬二
伴奏 / 松山 詩子
プロローグ sm39194824
團伊玖磨 指揮『筑後川』
第一楽章「みなかみ」 sm39199129
第二楽章「ダムにて」 sm39199166
第三楽章「銀の魚」 この動画です。
第四楽章「川の祭」 sm39212234
第五楽章「河口」 sm38171435
おまけ 管弦楽編伴奏による「河口」を2種類 sm39212432
團伊玖磨 指揮『筑後川』第二楽章「ダムにて」
混成合唱組曲『筑後川』より
第2楽章 「ダムにて」
作詩 / 丸山 豊
作曲 / 團 伊玖磨
指揮 / 團 伊玖磨
合唱 / 久留米音協合唱団
合唱 / 宮崎コールフロイント
伴奏 / 本間 敬二
伴奏 / 松山 詩子
プロローグ sm39194824
團伊玖磨 指揮『筑後川』
第一楽章「みなかみ」 sm39199129
第二楽章「ダムにて」 この動画です。
第三楽章「銀の魚」 sm39212155
第四楽章「川の祭」 sm39212234
第五楽章「河口」 sm38171435
おまけ 管弦楽編伴奏による「河口」を2種類 sm39212432
團伊玖磨 指揮『筑後川』第一楽章「みなかみ」
混成合唱組曲『筑後川』より
第1楽章 「みなかみ 」
作詩 / 丸山 豊
作曲 / 團 伊玖磨
指揮 / 團 伊玖磨
合唱 / 久留米音協合唱団
合唱 / 宮崎コールフロイント
伴奏 / 本間 敬二
伴奏 / 松山 詩子
プロローグ sm39194824
團伊玖磨 指揮『筑後川』
第一楽章「みなかみ」 この動画です。
第二楽章「ダムにて」 sm39199166
第三楽章「銀の魚」 sm39212155
第四楽章「川の祭」 sm39212234
第五楽章「河口」 sm38171435
おまけ 管弦楽編伴奏による「河口」を2種類 sm39212432
佐藤眞 指揮『大地讃頌』
『混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」』第七楽章『大地讃頌』。
作詞 / 大木惇夫 作曲 / 佐藤眞 ピアノ伴奏混声四部合唱版。
横浜国立大学附属鎌倉中学校3年生の選抜メンパーよる実演。
作曲者本人が指揮を執った、珍しい映像です。
佐藤眞はPE'Zとの間の、大地讃頌事件で、一身専属権である著作者人格権の、同一性保持権について厳格な対応をしましたが、カンタータ『土の歌』はオーケストラ版もすぐスコアの改訂があり、大地讃頌も移調されたり、ピアノ伴奏版様々なバージョンがあり、吹奏楽版などもあるなか、間違いなく著作者の意図した 「ピアノ伴奏による混声四部合唱による大地讃頌」です。
原曲は戦争の惨禍を歌った平和への讃歌です。ぜひオーケストラ版(できれば初演版)で全楽章通して聞いて下さい。第六楽章から第七楽章に変わった瞬間に、電撃に打たれたような感激を覚えます。これが混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』の最終楽章たる『大地讃頌』かと。
【管弦楽版の大地讃頌の4種聴き比べを作ってみました。 https://www.nicovideo.jp/watch/sm42703005
團伊玖磨 指揮『筑後川』第五楽章「河口」
混成合唱組曲『筑後川』より
第5楽章 「 河口 」
作詩 / 丸山 豊
作曲 / 團 伊玖磨
指揮 / 團 伊玖磨
合唱 / 久留米音協合唱団
合唱 / 宮崎コールフロイント
伴奏 / 本間 敬二
伴奏 / 松山 詩子
この動画をご視聴のかたには、
混声合唱とオーケストラのための『筑後川』より第五楽章「河口」 sm39212432
前半部分の「團伊玖磨 指揮」「九州交響楽団」「福岡合唱連盟合唱団・長崎合唱連盟合唱団」もお勧めします。
後半部分に比べて雄大さと力強さ、そし地元愛が感じられる演奏です。(もちろん後半の演奏の交響楽的流麗さもいいですが)
團伊玖磨 指揮『筑後川』
プロローグ sm39194824
第一楽章「みなかみ」 sm39199129
第二楽章「ダムにて」 sm39199166
第三楽章「銀の魚」 sm39212155
第四楽章「川の祭」 sm39212234
第五楽章「河口」 この動画です。
ハチャトゥリアン 『スパルタクス&レズギンカ』 作曲者指揮 1975年
転載元 https://www.youtube.com/watch?v=mfza-dnBHxY
作曲&指揮:アラム・ハチャトゥリアン 演奏:ソヴィエト国立交響楽団
1 : スパルタクス組曲第2番 - スパルタクスとフリーギアのアダージョ #00:20
2 : スパルタクス組曲第1番 - エギナとバッカナリアのヴァリアシオン #08:52
3 : スパルタクス組曲第1番 - 情景とクロタルムスの踊り #12:10
4 : スパルタクス組曲第1番 - ガディスの娘の踊り - スパルタクスの勝利 #16:18
5 : ガイーヌ第1組曲 - レズギンカ #23:02
モスクワ音楽院大ホールでのライブ映像です。
元動画が凄い音ズレしていたので、編集で直してみました。多分合ってるはず……。
このライブの前半に演奏された『チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ』はCD化されています。→https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08HS8PRLV/ref=dm_ws_sp_ps_dp
もしかしたらこの動画もCD化されているかもしれませんが、詳しくは分かりませんでした。
ハチャトゥリアン 『仮面舞踏会 ワルツ』他 作曲者指揮 1962年
転載元 https://www.youtube.com/watch?v=ei9dzSVWIw4
作曲,指揮:アラム・ハチャトゥリアン 演奏:モスクワ放送交響楽団
1.『スパルタクス組曲第1番』より、エギナとバッカナリアのヴァリアシオン #0:30
2.『仮面舞踏会』より、ワルツ #3:55
3.『ガイーヌ第1組曲』より、レズギンカ #8:05
共産党機関紙「プラウダ」の、50周年記念コンサートの時の映像です。
2番目のワルツは、浅田真央選手が使用したことでも有名ですね。
ハチャトゥリアン 『剣の舞』 作曲者指揮 1975年
転載元 https://www.net-film.ru/en/film-29838 ※元動画のピッチを変更してから投稿しています。
作曲者本人が指揮している貴重な映像です。運動会とかでよく流れる"アレ"です。
ピアノ版はこちら※別の方の動画です。→ sm24393965
勇者の挑戦を構成するフレーズなどを独自に解説。
DQ3ゾーマ戦の曲「勇者の挑戦」はロトのファンファーレとアレフガルドのテーマでできているのは周知されています。
その曲と「勇者の挑戦」を独自の解釈で解説できればと思います。
音源は例により東京都交響楽団(作曲者指揮)です。
アナトール・ヴィエル ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 カガン&グートマン
ルーマニアで著名な作曲家の1人アナトール・ヴィエル(Anatol Vieru 1926-1998)のヴァイオリンとチェロの二重協奏曲(1979年作)
作曲者指揮ルーマニア放送響&オレグ・カガン&ナタリア・グートマン
録音は1980年6月、初演時のライヴ演奏らしい?です。
ヴィエルの数ある協奏曲の中で最高傑作の1つとされ、同世代の作曲家と同様に複雑な構成の作品
カガン&グートマン夫妻による演奏で、カガンが癌になる直前で精力的に演奏活動を行えていた頃の録音
カガンの記念碑的演奏ともいえそうな録音ですがどこにもなかったのでup
ヴィエルの交響曲第3番:sm24535835
山田耕筰:NHK讃歌《わが庭の薔薇》
昭和三十年、NHK(旧称JOAK)が設立して30周年であることを記念して作曲された作品です。歌詞は当時NHK会長だったジャーナリストで詩人の古垣鐵郎の詩「わが庭の薔薇」が用いられ、苦節三十年の歴史を薔薇に託しています。伊藤京子(ソプラノ)、伊藤宣行(バリトン)、東京放送合唱団ならびに東京藝術大学音楽学部による合唱、作曲者指揮NHK交響楽団による演奏です。三月二十二日、千代田区の内幸町にNHK東京放送会館が落成したことを記念して会館内の旧NHKホールで演奏会が開かれた折の録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
小林研一郎:パッサカリア
小林研一郎(昭和十五年~)は指揮者として有名ですが、藝大生時代は石桁眞禮生の指導を仰ぎ作曲家となることを夢見ていました。しかし前衛技法が一世を風靡する中にあって師の石桁も十二音技法を使った作品を発表するなどの事情により、前衛に否定的だった小林は指揮者に転向し藝大に再入学して勉強しなおすことになります。「パッサカリア」は日本とオランダの交流400周年を記念して委嘱された作品で、ヨーロッパと日本のテーマが時に絡み合い、時に離れて少しずつ歩み寄りをしていくという性格の曲です。作曲者指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、2000年11月8日のブダペストでの演奏会録音です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
黛敏郎:カンタータ《只管打座》
永平寺の二祖、懐奘禅師の七百回大遠忌にちなみ、全国曹洞宗青年会の委嘱によって昭和五十五年に作曲された作品です。「本来ノ面目」「只管打座」「孝順心」「山雲喜気」の4部から成り、第2部「只管打座」では永平寺で日常行われている鳴らし物の法を引用することで禅の雰囲気を再現してみたと作曲者は語っています。芦田伸介の語り、原田茂生のバリトン独唱、全国プロ合唱団連合、作曲者指揮東京交響楽団による福井市文化会館での奉讃特別奉納演奏会初演ライブ録音です。LP音源のため音質は保証しません。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:祝典序曲
「祝典序曲」は昭和四十年、駿河銀行(現・スルガ銀行)創立70周年を記念した作品で、当時の頭取である岡野喜一郎に献呈された3管編成の作品です。作曲者指揮読売日本交響楽団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
八洲秀章:交響詩《開拓者》
八洲秀章(大正四年~昭和六十年)は北海道生まれの日本の作曲家です。上京してからはYMCAの開催するオラトリオの演奏会に参加するなどした後、山田耕筰と小船幸次郎から音楽を学びました。八洲は「毬藻の唄」や「赤色エレジー」のような歌謡曲でヒットしましたが、いくつか管弦楽曲も作曲しており、この交響詩もその中の一つで、開拓者の次男として生まれた八洲が彼らの誇りと北海道の未来への希望を曲にしたものです。「荒野に挑む」「犠牲」「憩い」「コタンの歌」「海幸山幸」の5楽章から成る大作です。作曲者指揮札幌交響楽団・札幌二期会合唱団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
ペンデレツキ:交響曲第2番《クリスマス》
クシシュトフ・ペンデレツキは現代ポーランド楽壇の重鎮です。はじめは共産党の圧政が敷かれるポーランドで前衛の旗手としてデビューしましたが、次第に前衛から新ロマン主義へ舵をとりました。指揮者としても活躍しており、現在はシンフォニア・ヴァルソヴィアの芸術監督を務めています。「交響曲第2番」は1979年から80年にかけて作曲されました。「きよしこの夜」などの伝統的なクリスマスの旋律を取り入れていますが、当時のポーランドは民主化の機運が高まる市民とそれを警戒する政府が対立し始めており、曲もそれを反映してか厳しいものです。作曲者指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアによる2014年の演奏会音源です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
林光:ラジオ・オペラ「裸の王様」
林光(昭和六年~平成二四年)は幼少の頃から尾高尚忠に師事し、長じてからは様々な分野で活躍しましたがとりわけ日本語オペラの可能性を追求しました。この「裸の王様」もその一つで、アンデルセンの原作を英文学者・倉橋健が脚色した台本に基づいています。林はまた左翼運動にもコミットしており、このオペラにもそのスタンスが色濃く表れています。作曲者指揮東京放送管弦楽団演奏。ソリストは王様(荒木宏明)、大臣(小島琢磨)、侍従(高木清)、うそつき(宮本正)、うそつき(畑中良輔)、警察署長(木崎豊)、合唱は芸術劇場の皆さん、二期会合唱団、東京放送児童合唱団。尚この音源はNHKFMの放送によるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
金井喜久子:交響曲第1番ハ短調
金井喜久子(明治三九年~昭和六一年)は沖縄の宮古島で生まれた、日本の女性作曲家第1号です。上京して東京音楽学校(藝大)選科作曲科を卒業した後も呉泰次郎の下で作曲を学びました。呉は門下生の曲を、プロの交響楽団を借り切って演奏させるという進歩的な手法もとっていました。「交響曲第1番」は昭和一四年に作曲され、翌一五年に初演されました。呉はドイツロマン派の権化のような人で、沖縄色あふれる曲を書きたかった金井にまでその路線をおしつけました。そのせいか金井はこの交響曲に触れることを嫌がり、第3楽章までしか完成されていません。作曲者指揮中央交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)による演奏。SPからの復刻音源のため雑音がひどいです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
バーンスタイン:政治的序曲《スラヴァ!》
レナード・バーンスタイン(1918年~1990年)は指揮者としてだけでなく、作曲家としても相当数の作品を遺しました。題名の「スラヴァ」は、ロシア語での掛声ですが、バーンスタインの親友であったムスティラフ・ロストロポーヴィチの愛称でもあります。この曲はソ連から亡命したロストロポーヴィチがワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督に就任したことを祝って1977年に作曲されました。テープでバーンスタインやオニールの政治集会を模した演説と群衆の歓呼の声が流されることから、「政治的序曲」という副題がつけられています。この録音では途中にロストロポーヴィチの愛犬「プークス」の名前も叫ばれています。作曲者指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:合唱と管弦楽による交響詩《伊万里》
昭和五十四年、伊万里市の市制25周年を記念して市が團に委嘱した交響詩です。片岡繁男の詩を見た團は「これ程郷土を愛し選ばれた言葉の詩はなく、感動の中に曲ができた」と語っています。作曲者指揮九州交響楽団・久留米音協合唱団による演奏。LP音源ですが、音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
黛敏郎:交声曲《般若心経》
黛敏郎が司会を務めていたテレビ番組「題名のない音楽会」で昭和五十一年三月二十八日、薬師寺金堂の修復が終わり落慶を迎えたことを祝して演奏された曲です。曲自体は短いですが、経典の中でも一番短い「般若心経」をテキストに使っているためです。伊丹十三監督の映画「大病人」にこの曲の演奏風景が映ります。LP音源のため音質は悪いです。作曲者指揮東京交響楽団、高田好胤師・安田瑛胤師・村上太胤師ほか聴衆約三千人の読経による演奏。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:混声合唱と管弦楽のための組曲《筑後川》
久留米音協合唱団創立5周年記念として委嘱され、昭和四十三年に初演されました。「みなかみ」「ダムにて」「銀の魚」「川の祭」「河口」の五楽章からなる組曲です。一般にはピアノ伴奏で演奏されますが、管弦楽版と吹奏楽版もあり、これは管弦楽版で演奏されています。作曲者指揮九州交響楽団・福岡合唱連盟合唱団による演奏。LP音源ですが音質は良好です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:管弦楽組曲《シルクロード》
この曲は昭和二十三年に「舞踏組曲Op.10」として作曲されたのを、昭和三十年に改訂した作品です。「綺想的前奏」「牧歌」「舞踊」「行進」の四曲から成る作品で、團の大陸趣味が遺憾なく発揮された名曲です。LP音源なので、音質は悪いです。作曲者指揮中央楽団による演奏。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:交響詩《ながさき》
昭和四十八年、團は長崎市の市民会館落成を記念する曲の作曲を長崎市から委嘱されました。その打ち合わせで長崎に滞在していた時團が目にした石碑に記された、ある少女の日記の一節に着想を得たて翌四十九年に初演されたのが本作品です。まず管弦楽のみによる「祭典序曲」から始まり、少女の日記を歌う「平和の泉」、江間章子が作詞した「夾竹桃の花の少女に」「長崎讃歌」で締めくくられます。作曲者指揮九州交響楽団、長崎合唱連盟合唱団による演奏。LP音源ですが音質は良好です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
外山雄三:交響曲《名古屋》
昭和五十八年、中京テレビ放送が開局十五年を記念して外山氏に作曲を依頼、名古屋市に寄贈されました。第1楽章は熱田神宮の一月の神事「踏歌神事」の催馬楽や名古屋城築城の木遣りの旋律による幻想曲、第2楽章は北設楽郡の田植歌「田峰田楽」、美濃地方の谷汲踊によるスケルツォ、第3楽章は子守唄、第4楽章は木曾川護岸工事の唄を中心にしたロンド形式の終曲です。作曲者指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団による演奏。LP音源なので音質は悪いです。関連動画sm22759467 今まで投稿した動画→mylist/34165070
外山雄三:交響曲《風雪》
国鉄労働組合第39回全国大会に向けて作曲され、大会会場の新潟県民会館で昭和五十二年に初演された、土井大助の詞による実質カンタータです。当時「反マル生闘争」と呼ばれる労働運動をしていた国鉄労働組合を主題にし、語りの部分では闘争を指揮していた最中死亡した中川新一委員長に言及されています。LP音源なので音質は悪いです。作曲者指揮日本フィルハーモニー交響楽団、交響曲「風雪」合唱団による演奏。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
外山雄三:交響曲《炎の歌》
外山雄三はまた日本を代表する指揮者の一人として知られていますが、林光・間宮芳生と共に日本の国民音楽を樹立することを誓った「山羊の会」の一員であり、その理念から民謡をふんだんに使った「管弦楽のためのラプソディ」も生まれています。外山はまた、社会運動とも関わりが深く「うたごえ運動」にも積極的に参加していました。昭和四十四年作曲の「炎の歌」は土井大助の歌詞に曲を付けた、反原爆のための実質カンタータとでもいうべきものです。LP音源なので音質は悪いです。作曲者指揮大阪フィルハーモニー交響楽団、関西合唱団、大阪労音フロイデ合唱団による演奏。 今まで投稿した動画→mylist/34165070