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習主席 卓越した党員に「七・一勲章」を授与 【字幕付き】
Storyline
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は29日午前、人民大会堂で卓越した貢献を行った党員29人に「七・一勲章」を授与し、重要講話を行った。
2021年は、中国共産党の成立100周年を迎える。この機会を記念して、中国共産党中央委員会は、中国の革命、改革開放、貧困撲滅、小康社会の全面的完成において党と人民のために多大な貢献をした党員に「七・一勲章」を授与することを初めて決定した。
党員として最高の栄誉である「七・一勲章」、中国共産党初の受章者は、戦争の英雄、科学者、コミュニティワーカー、芸術家、民族団結の先駆者など29人、3人は党の事業のために命を捧げた。授与式には22人が出席した。
今回、最高の栄誉を受賞した29人は、「渡江戦争の英雄」の馬毛姉氏、海洋権益保護者の王書茂氏、退役軍人の王占山氏、長年ボランティア活動を行う王蘭花氏、溶接分野のトップランナー艾愛国氏、「砂漠化防止の英雄」石光銀氏、作曲家の呂其明氏、貧困扶助パイオニアの廷・巴特爾(ティン・バテル)氏、元外交官の劉貴今氏、退役軍人の孫景坤氏、民族団結の擁護者の買買提江・吾買爾(マイマイティジャン・ウマイル)氏、革命精神の継承者の李宏塔氏、高原医学専門家で中国工程院院士の呉天一氏、中国の胸部外科開拓者の辛育齢氏、雲南省麗江の女子高校校長の張桂梅氏、国際宇宙航行アカデミー会員で自動化科学技術開拓者の陸元九氏、中国人民解放軍の故陳紅軍氏、コミュニティソーシャルワーカーの林丹氏、国境地域の守護者の卓嘎(ゾガ)氏、地域開発貢献者の周永開氏、退役軍人の故柴雲振氏、退役軍人の郭瑞祥氏、村民と溝堀を行う「現代の愚公」黄大発氏、貧困扶助の故黄文秀氏、紡績工場建設者の黄宝妹氏、刑事事件調査専門家の崔道植氏、芸術家の藍天野氏、国境地域の守護者の魏徳友氏、元ジャーナリストの瞿独伊氏。
習主席は授与式に出席した受章者ひとりひとりに勲章を授与し、握手を交わした。そして祝賀の言葉を送り敬意を表した。
授与式は王滬寧中国共産党中央政治局常務委員・中央書記処書記が主宰し、党と国家の指導者の李克強氏、栗戦書氏、汪洋氏、趙楽際氏、韓正氏、王岐山氏も授与式に出席した。
5.「平语近人-習主席の好きな典故-境界のない大海原で、風に任せ帆を上げよう(浩渺行無極,揚帆但信風)」【字幕付き】
Storyline
習近平国家主席は2013年11月、バリで開催されたAPEC・CEOサミットにて唐詩を引用して演説を行い、開放こそが成長と富をもたらすとの信念に基づき、中国と世界各国に対して協力を拡大し、人類運命共同体を構築するよう呼びかけた。
習主席は、「中国は太平洋両岸を結ぶ全当事者に恩恵をもたらす地域協力の枠組み構築に力を入れる。太平洋は自然の障壁がなく広大だ。人為的な障壁を設置してはならない。『浩渺行無極,揚帆但信風(境界のない大海原で、風に任せ帆を上げよう)』」と述べた。
「浩渺行無極,揚帆但信風」は晩唐の詩人、馬戴の五言律詩「送朴山人帰新羅」から引用されたもので、「遠方の友人との再会を妨げる地理的制約がない」ことを意味している。現在の中国では、この言葉に新たな意味が加えられた。
習主席は2012年に中国共産党中央総書記となった直後、広東省を訪れた。習主席はまず最初に、国家改革開放の最前線である「深セン前海深港現代服務業合作区」で新時代における更なる改革開放を呼びかけた。
2018年10月24日の中国改革開放40周年記念大会で、習主席は再び前海区を訪れた。
<習主席>
「(改革開放からの)40年間、いかに速く物事が発展し変化したのかを我々は目撃した。期待された通りだが、経験するとやはり嬉しい」
1978年の改革開放政策がもたらした大きな変化は、「開放こそが成長と富をもたらす」という信念の偉大な力を示している。この政策のもとで、中国は農業を中心とした国から世界第2位の経済体へと変化した。
2020年、中国の貨物輸出入総額は前年比1.9%増の32兆1600億元(約4兆9700億ドル)に達し、過去最高を更新した。世界の出荷量が減少するなか、貨物貿易のプラス成長を実現した世界唯一の主要経済体となった。1978年の206億ドルという数値を考えれば、なおさらこれが尋常ではないことがわかる
中国は市場アクセスの拡大やビジネス環境の改善を通じて、より多くのグローバル投資家を巨大な国内市場に呼び込むよう努力してきた。
中国商務省による最近の調査によると、外資企業の96.4%が中国での経営見通しに楽観的な見方を示している。世界銀行による2020年の研究報告によると、強力な改革アジェンダのおかげで、中国は2年連続でビジネス利便性が最も改善された世界10大経済体の一つに選ばれている。同時に、2013年に「一帯一路」イニシアチブが提起されて以来、中国はすでに140カ国と31の国際機関と協力協定に調印した。
<ソーシャルメディア・インフルエンサー リー・バレット氏>
「中国は外国投資に対し、開放的な姿勢を示し続けている。中国には巨大な市場があり、現代的で自動化された方式を採用しているメーカーも多い。中国では質のより高い製品が製造できるだけでなく、中国市場への参入や低コストでの生産推進もできる」
<ソーシャルメディア・インフルエンサー リー・バレット氏>
「国々が協力すれば、一般の人々は恩恵を受けることになるだろう。しかし今、アメリカは閉鎖的な方向に進んでいる。それは国民の利益にはならないことだと思う。ファーウェイの米国での実情は見ての通りだ。米国人はファーウェイ製品の使用を妨害されている。米政府が競争を恐れるあまり、人々は最先端技術を使うことが出来ない」
リー・バレット氏の意見は中国以外のビジネス関係者にも認められている。
<米国人起業家 デレク・カウバーン氏>
「実際に中国に来て自分の目で見ると、中国は多くの分野でリーダーだとわかる。さらに非常に謙虚な姿勢でリーダーシップを発揮し、外国に支援を提供して機会を広げている。こうしたことを行うには時間がかかる」
<シンガポール人経営者 マヌエル・ピント氏>
「制限政策など全くなかった。多くの外国企業が中国に投資し、ビジネスもスムーズに展開できている。特に修理業界では、部品サプライヤーと各サービス機関が様々に連携している」
中国は「第14次五カ年規画」(2021-2025年)を通じて社会主義現代化建設の新たな征途に就くのに伴い、対外開放は依然として中国の新ロードマップのカギとなっている。新型コロナによる経済の急速な減速を乗り切り、国際協力を促進するため、今後5年間で中国市場をさらに開放することを約束し、「国内大循環を主体として、国内外の双循環が互いに促進する」という経済の新発展モデルが同規画で明らかにされている。
昨年新しく発表された3つの自由貿易区を含め、中国には現在21の自由貿易試験区がある。中国はまた、世界最大の自由貿易グループとなる地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名している。
習主席はこれまで「中国の開放のドアは閉ざされることなく、ますます大きく開かれるだけだ」と約束し、グローバルな協力を強化する意向を明確に示してきた。
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)制作による特別番組「平『語』近人——習近平氏の好きな典故」では、習近平国家主席が演説や論文、講演などで引用した中国の古典からの名言や故事を紹介する。そして中国伝統文化の奥深さとその中から国家統治の知恵を汲み取る。
CMG傘下の中国国際テレビ(CGTN)のニューメディア・プラットフォームでは、国際版の第1シーズンが6日から公開され、CMGの各オンライン・プラットフォームでは44の言語でも続々と公開されている。
国際版の第1シーズンは全9話で、「グリーン発展」「生態文明」「革新」「新型コロナとの闘い」「反腐敗対策」「教育による貧困扶助」などをテーマにしたエピソードが展開される。また、8人の外国人ゲストを招き、対話を通じて理解を共有する。
人民の子弟兵は永遠に祖国防衛の「鋼鉄の長城」
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、人民の子弟兵は永遠に祖国防衛の「鋼鉄の長城」であり、中国軍は引き続き平和的発展の道を歩み、世界の平和を守るという崇高な使命を全うしていくと強調。
2015年から2019年にかけて、中国は4回の閲兵式を行った。中国軍は終始、党の指揮に従うという確固たる立場を堅持し、新時代における国防と軍隊建設において偉大な成果を収めることに取り組んでいる。
中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念して、中国は2015年9月3日に北京で盛大な軍事パレードを行った。
<習主席>
「中国人民解放軍全軍の将兵は、誠心誠意人民に奉仕するという根本目的を銘記し、祖国の安全と人民の平和的生活を守る神聖な責務を忠実に履行し、世界の平和を守る神聖な使命を忠実に実行しなければならない」
習主席はまた、中国軍の定員を30万人削減することを宣言した。軍の定員削減として1978年の改革開放以来、4回目となった。
軍事パレードには17カ国から約1000人の外国軍将兵が参加した。中国の軍事パレードに外国軍が招待されるのは初めてだった。
中国は6つのモジュールで軍備を披露。約80%の国産武器・装備が初登場した。
中国製軍用機約200機が上空を飛行し、衛星測位システム「北斗衛星導航系統」による測位で、飛行陣形を形成した。
中国内モンゴル自治区朱日和訓練基地で2017年7月30日、人民解放軍の創設90年を記念する閲兵式が行われ、観閲に臨んだ習主席は重要な講話を発表し、中国軍は祖国を守る自信と能力を持っていると強調した。
<習主席>
「われわれの英雄的な部隊には、襲ってくるすべての敵を打ち負かし、国の主権・安全・発展の利益を守り、強軍事業において新しい一章をつづる自信と能力があると確信している」
パレードには、将兵約1万2000人のほか、陸上装備500台、航空機100機以上が参加し、うち40%が初披露だった。
1949年中華人民共和国成立以来、軍事パレードで「建軍節」を記念するのは初めてだった。
2019年4月23日、山東省青島市で中国人民解放軍海軍成立70周年を祝う海上閲兵式が行われ、習主席が出席した。
閲兵式では中国初の空母「遼寧」、新型原子力潜水艦など32隻の艦船と39機の軍用機が観閲を受けた。
中国人民解放軍海軍は70年間にわたり、革新的発展を遂げ、世界一流の海軍を目指す道を邁進しており、世界の平和を守る大国の海軍としての責任を果たしている。
現在、主力戦艦数が3桁の増加ペースを見せており、新型戦闘機、早期警戒管制機、対潜哨戒機、原子力潜水艦、総合補給艦などが相次いで就役。
中国海軍はここ10年間、ソマリア沖・アデン湾で商船6600隻の護衛にあたり、その半分以上が外国商船だった。
2008年以来、護衛編隊32陣、艦艇103隻、ヘリコプター69機、2万7000人を超える将兵を派遣。 <習主席>
「社会主義の中国は、世界の東側に巍然として屹立している。いかなる勢力も中国の地位を揺るがすことはできず、中国人民と中華民族の前進の歩みを阻止することはできない」
赤い舟から巨船へ、中国共産党創立99周年
中国共産党創立99周年を迎える今年7月1日を前に、中国中央テレビ(CCTV/中国中央電視台)は6月30日、貧困撲滅と新型コロナウイルス感染症対策における中国共産党の成果を重点的に紹介するドキュメンタリーを公開した。
ドキュメンタリーで習近平国家主席は、99年前の中国共産党創立と中国共産党第1回全国代表大会にさかのぼり、中国共産党の歴史を振り返った。
<習主席>
「上海にある中国共産党第1回全国代表大会の会議の場所と嘉興の南湖にある赤い舟は、わが党が夢の船を出航させたところである。民族の希望を載せた小さな赤い舟は今、13億の中国人の夢を載せた巨船となった」
<習主席>
「1949年3月23日午前、党中央は西柏坡から北京に移動した時、毛沢東同志は言った。『今日は北京に赴き、国の試験を受けに行くようだ』長年の実践は、わが党がこの歴史的試験で優秀な成績を収めたことを証明した。今日、わが党は人民を団結させ率いて行うすべてのことは、この試練の続きだと言えよう。2020年、我々は小康社会を全面的に建設し、全党や全国の力を集め、貧困撲滅の堅塁攻略戦の任務を断固として完成させ、我々の約束の実現を確保していく」
統計によると、中国共産党第18回代表大会以来、全国の貧困人口は2012年末の9899万人から2019年末の551万人まで減少し、貧困率は10.2%から0.6%に下がったという。
中国共産党第18回代表大会以来、全国で県・処級以上の幹部290余万人が村の第一書記や幹部に任命され、今現在も、91万8000人の幹部が第一線で貧困脱却を推し進めている。
<習主席>
「そのため現在、中国共産党はみんなを率いて貧困撲滅と豊かになることに専念すべきだ。人民の生活は日一日と良くなり、ゴマが花を咲かせるように年々豊かになっていくべきだ。突撃ラッパはすでに吹かれた。我々全ての人が心を一つにして、困難と危険が多ければ多いほど前に進み、貧困撲滅の堅塁攻略戦で勝てるのだ」
一方、新型コロナウイルスによる感染症との戦いにおいて、中国共産党が重要な役割を果たしていることも明らかにされた。習主席は、新型コロナウイルスとの戦いで、共産党員全員は率先的役割を発揮し、常に人民の利益を第一にすることを心に留めておかなければならないと強調した。
<習主席>
「常に重大な挑戦に立ち向かい、重大なリスクを防ぎ、困難を乗り越えて問題を解決する準備を整えるべきだ。中国の特色ある社会主義を堅持し発展させ、共産党の指導的地位と執政の地位を堅持し固め、わが党、わが国と人民が永遠に不敗の地に立つようにしていくべきだ。自らを知る人は優秀であり、自分に勝つ人は勇ましい。民族復興の夢は近づき、改革開放の任務は重くなってくるにつれて、共産党の建設をさらに強化していくべきだ。安定の時に危険を忘れないことこそが、生存と発展の道である」
さらに前進して人民に幸福をもたらすために、中国共産党は引き続き、あらゆる困難を克服し、貧困撲滅の堅塁攻略戦で勝ち、小康社会の建設を全面的に完成させることを、習主席は承諾した。
第13期全人大第3回会議が閉幕、「民法典」や香港に「国家安定法」導入など採択
中国の最高国家権力機関および立法機関である第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が28日午後、北京の人民大会堂で閉幕した。
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席とその他の党・国家の指導者が出席した。
栗戦書全人代常務委員会委員長が会議を主宰した。
栗委員長は、長く期待された「民法典」が第13期全人代第3回会議で採択されたと述べた。
栗委員長はまた、新中国初の「法典」と名のつく法律となる「民法典」は、全面的に法に依って国を治めることを推進し、中国の特色ある社会主義法体系を整備する一里塚であり、必ず新時代の改革開放と社会主義現代化建設により良い民事法上の保証を提供すると述べた。
<栗戦書全人代常務委員会委員長>
「会議では、香港特別行政区の国家安全を維持する法制度と法執行メカニズムの確立・健全化に関する決定が採択された。これは、中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議の精神を実行にし、『一国二制度』の制度体系を堅持・完備させるための重大な措置であり、憲法と香港特別行政区基本法に完全に合致しており、香港同胞を含む中国人民全体の根本的利益にも合致している。全人代常務委員会は、法に基づき香港特別行政区の国家安全維持に関する法律を制定し、法に基づき国家の主権・安全・発展の利益を守り、香港の長期的な安定と繁栄を維持し、『一国二制度』の長期的で安定した発展を確保する」
また、栗委員長は全国の全人代代表に、一致団結して中国の特色ある社会主義を建設する偉大な事業のために奮闘しするよう呼びかけた。
<栗戦書全人代常務委員会委員長>
「委員の皆さん、中国人民は、偉大な創造の精神・奮闘精神・団結精神・夢の精神を持っており、これらは我々が風雨に妨げられることなく勇敢に前進する根本的な力である。我々は習近平同志を核心とする党中央を中心に一層緊密に団結し、『4つの意識』を強め、『4つの自信』を固め、『2つの擁護』を成し遂げ、人民至上の価値理念を貫き、人民にしっかりと寄り添い、絶えず人民に幸福をもたらし、人民に根ざし、一致協力して錬磨・奮進し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な事業の新たな1ページを刻まなければならない」
会議ではまた、政府活動報告に関する決議、全国人民代表大会常務委員会活動報告に関する決議、最高人民法院活動報告に関する決議、最高人民検察院活動報告に関する決議が採択された。
このほか、国民経済・社会発展計画の決議、中央・地方政府予算の決議も採択された。
内容豊富な民法典草案を読み解く5つのポイント
全国人民代表大会で審議に入った「民法典草案」。真に中国人民のための民法典施行が迫っている。
1.体系性
民法典は編纂の形をとり新たな制定ではない。そして今までの民事法則と民事規範を単純にまとめたものでもない。これは体系化の統合作業だ。「民法典編纂」の「纂」と「典」は体系化の要件を示している。
2.人民性
民法典の核心に「民」を位置づけている。人民のための立法、人民の権利を強調している。人格権、身分権、物権、債権、知的財産権、株式権などを含む人民の権利を築いていく。また、個人情報など、権利に含まれていない利益も保護する。今回の民法典編纂のハイライトは、特に人民の権利保護に重点をおいたことだ。居住権やプライバシー権などを強化し、民法上の権利の類型を充実させるだけでなく、いくつか権利として規定されていないもの、例えば音声などに関しての利益も保護する。
3.継承性
民法典の編纂は中華文化と民法自身が蓄積した卓越した成果を継承しなければならない。奥深く長い歴史を有する民法は、ローマ法から始まり、フランス民法典、ドイツ民法典を経て、そして世界の多くの国に民法典がある。民法の成果は、長い歳月を経て非常に手厚いものとなった。特に中国の学者は、改革開放から40年余りの間に多くの優れた民法研究成果を蓄積してきた。民法典の編纂には、過去の豊富な民事立法と司法の実践経験を取り入れなければならない。
4.時代性
今回の民法典編纂は、現代の要求と特色を反映したもので、時代の要求も際立っている。私たちの時代は情報化の時代だ。民法の編纂では電子契約締結の補足や、インターネットでの権利侵害の内容を増やすなど、情報関連の内容を規範化しなければならない。また、エコ文明保護の時代でもあることが非常に顕著に現れている。民法の原則にエコが加わったのは初めてだ、これは世界各国の民法典にはない。原則でエコを体現するだけでなく、具体的な規定の中で更に生態に対する保護を強化する。例えば、契約履行に資源や環境の保護を求め、生態系を破壊する行為に懲罰的賠償を課す。これはすべてエコ文明の要件だ。
5.開放性
民法典草案は現在1260条で、非常に膨大だが、それでも豊富で多彩な民事生活の需要を満たすことはできない。私たちは改革を深化させ、実践を積み重ねているので、民法典編纂は一度で完全というわけにはいかないし、閉鎖的なものであってはいけない。未来の改革のための余白と、未来へ向けたさらなる発展の余地、別の法律制定へのインターフェースを持っていなければならない。
【ウィークエンド+】3月14日(土)新型コロナウイルスが世界的大流行に
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✩ WHO事務局長「新型感染はパンデミック」と明言
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✩ トランプ米大統領、国家非常事態を宣言
✩ 中国が『2019米国人権侵害報告書』を発表
✩ 李総理、改革開放の深化にさらなる注力を
✩ 2020年、中央企業拠出の貧困扶助資金33億元超に
「我ら道の上をゆく」第17話:改革開放の新章へ
全二十四話から成る大規模特集『我們走在大路上(我ら道の上をゆく)』は、数えきれないほど多くの人々が社会主義という道の上でたゆむことなく奮闘する壮大な歴史ストーリーです。中華民族の立ち上がりから豊かさを求め、強さを求め大きく羽ばたくまでが描かれています。本特集は9月16日に放映されて以来、各界で大きな反響を呼びました。『我們走在大路上(我ら道の上をゆく)』は1970年来、中国共産党指導者が全国各民族の人々に社会主義革命や建設、改革によりもたらした素晴らしい成果と経験を中心に新中国邁進の様子や人々が互いに励ましあいながら奮闘前進する日々を伝えます。「高楼、万丈にして平地に起つ 千秋の偉業は根基にあり」中華民族が勇敢に数々の困難と立ち向かい、開拓に取り組む姿勢は視聴者の皆様に多くの感動をもたらしてくれることでしょう。
習近平主席、第1回多国籍企業リーダー青島サミットに祝賀メッセージ
19日、第1回多国籍企業リーダー青島サミットが山東省青島市で開催された。開催にあたり、習近平国家主席が祝賀メッセージを寄せた。
習主席はメッセージの中で、中国の改革開放40年余りの歴史的道のりにおいて、多国籍企業は重要な参加者、立会人、受益者として積極的な役割を果たしてきたとした。
習主席はまた、「中国の開放の扉はますます大きくなり、ビジネス環境はますますよくなり、全世界の多国籍企業のために創出するチャンスはますます多くなるに違いない。我々は全世界の企業家が中国で投資・起業し、互恵・ウィンウィンを実現させ、共にうつくしい未来を構築することを歓迎する」と強調した。
韓正中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理は多国籍企業リーダー青島サミットの開幕式に出席し、習主席の祝賀メッセージを読み上げ、あいさつした。
韓副総理は次のように指摘した。中国政府は多国籍企業の声に耳を傾け、多国籍企業が中国の発展の「快速列車」に便乗し、自らのより良い発展を実現してもらいたい。
中国は各国の貨物・サービース貿易取引を深め、多国籍企業と多国間貿易システムを共同で維持し、経済のグローバル化がより開放的、包摂的、バランスの取れた、ウィンウィンの方向に向かうよう共に推進していきたい。
第1回多国籍企業リーダー青島サミットは商務部と山東省政府が共同で主催されたものである。「多国籍企業と中国」をテーマにしたサミットでは、非公開会議、同時パネルやロードショーも並行して開催されている。
中国美術館、新中国成立70周年記念の特別展を開催
北京にある中国美術館は、中華人民共和国成立70周年を記念した特別展を開催。国慶節にあわせて始まった特別展では、70年間の成果と歴史を表現する芸術品の数々が展示されている。
特別展は4部構成で「血を流して奮闘:人民解放の道」「刻苦奮闘:国家建設の道」「団結奮闘:改革開放の道」「偉大な夢:民族復興の道」というテーマが掲げられ、500点以上の絵画と彫刻が展示されている。
新中国成立70周年を記念した特別展は11月2日まで開催中。
新中国成立70周年「国慶節の夕べ」改革開放も表現
10月1日の夜、天安門広場では壮大な「国慶節の夕べ」が開催され、中華人民共和国成立70周年を祝った。
「国慶節の夕べ」は4部構成で行われ、序章「红旗頌」から始まり「我ら大道をゆく」「希望の野原で」「新時代を先導する」という章立てになっていた。
「我ら大道をゆく」の章では、「賛歌」、「党に唄を歌う」、「青春の舞」、「赤い太陽が辺境を照らす」、「花と少年」等、様々な民族に歌い継がれる曲が披露された。
「希望の野原で」の章では、春と雨などが改革開放を象徴、「山笑水笑人歡笑(山も川も人も、皆笑う)」「北京の朗報が辺境に届く」「我が祖国」といったパフォーマンスで、中国の土地に栄養を与え果実が実を結ぶ様子が表現された。
10万人規模の市民パレード、中国の発展を物語る
1日、中華人民共和国成立70周年を祝う祝賀式典が北京で開催され、軍事パレードに続いて、市民約10万人によるパレードが長安街を舞台に行われた。
市民パレードは「心を一つにして中国の夢を共同構築」をテーマに、36の隊列が登場。「建国偉業」「改革開放」「偉大なる復興」の3部構成で、中華人民共和国の成立から、改革開放の実施、中国の特色ある社会主義の発展と今日の新時代に至るまでの偉大なプロセスが示された。
中国各地、各界から参加した市民は長安街を東から西へパレードを行いながら、自由活発な歓びと活気あふれるムードを醸し出した。
参加者の400人以上は、香港・マカオ・台湾からの同胞、そして海外の華僑華人・友人たちだ。
パレードのスタートを飾ったのは、新中国成立の年に因んだ1949人の若者たちが巨大な中国国旗とともに行進した「国旗」隊列。そして「1949-2019」のロゴと巨大な国章を運んだ2019人の若者たちによる「国慶年号・国章」隊列。そして、これまでの功労者らを乗せた21台のフロートによる「敬意表明」隊列の3隊列だった。
第1部の「建国偉業」は、5つの隊列で構成された。
先ずは中国共産党の誕生を象徴する「开天辟地(=歴史が始まる)」隊列。次は、軍隊を創立し、民族の独立、自由と解放のために人民を団結させ、人民を率いて28年に及ぶ侵略と抑圧に対抗し、闘争の道を突き進んだ党の役割を示す「浴血奮戦(=血を浴びて奮戦)」隊列。
続いて「建国偉業」隊列が登場。70年前、党と人民を率いて中華人民共和国の建国を宣言し、中華民族の新紀元を切り開いた毛沢東同志の偉大な肖像画が特色だ。天安門広場にさしかかると、観衆の間から大きな拍手と歓呼の声が沸き起こった。
更に、自らの手で国家の運命を切り開こうとした何億もの中国人民の喜びを示した「当家做主(=国の主人となる)」隊列が続いた。そして「刻苦奮闘」隊列は、中国の石油業界のパイオニアである「鉄人・王進喜」などの、開拓精神で国と業界に献身的な役割を果たした勤労者を表彰した。
市民パレードの第2部で、まず人目を引いたのは中国の「改革開放」の立案者で主導した鄧小平同志の巨大な肖像画だ。中国が今日にいたるまでの道は、鄧小平同志の「改革開放」という歴史的な決定と社会主義初級段階論なしに語れない。
「春潮滚滚(=春潮が滔々と流れるように大きな変化を遂げる)」隊列は、改革開放の壮大な成果を象徴する深センとアモイの建築を特色としたものだ。
「與時俱進(=時代とともに進む)」隊列は、改革開放の新たな局面を切り開いた江沢民同志の巨大な肖像画と、共産党の要求をまとめた「三つの代表」を示すプラカードが中心に据えられた。
そして、中国の特色ある社会主義の全面的な設計と、社会主義の発展の新たなスタートを切った胡錦濤同志の巨大な肖像、そして胡錦濤同志が発表した「科学的発展観」を特色とする「科学的発展」隊列が続いた。
第3部の「偉大な復興」では、中国の特色ある社会主義の建設と新時代への歴史的なプロセスを、18の隊列が物語った。
習近平国家主席の肖像画が隊列とともに前へ進む。2012年の中国共産党第18回党大会以降、中国は習近平主席を核心とする中共中央の指導の下で歴史的な成果を収めてきた。中国の特色ある社会主義が新たな時代に入るにつれ、国力はますます強くなっている。
国家統計局、新中国成立70周年の経済・社会発展成果の報告書を発表
国家統計局は27日、中華人民共和国成立70周年の経済および社会発展の成果に関する報告書を発表した。報告書によると、1950年の中国の貨物輸出入額の11億3000万米ドルに対し、2018年は4兆6000億米ドルを超え、世界の貨物貿易の一位を占めているという。
計画経済体制の下での1950年から1977年までの間、貿易成長率は年平均10%にも満たなかったが、1978年に改革開放が始まってから、年平均およそ14.5%に上昇した。
一方、モノの貿易量は1978年の世界全体のわずか0.8%から、2018年には11.8%にまで急増した。
2013年には中国が初めて米国を抜き、世界最大の貨物貿易国となった。
同報告書はまた、海外からの直接投資(FDI)が急速に流入しており、発展途上国の中で海外からの直接投資の流入量が27年連続でトップとなっていると示している。
国務院、新たに6つの自由貿易試験区計画を発表
国務院は26日、6つの新しい自由貿易試験区の設立計画を発表した。
新たな自由貿易試験区は、山東省、江蘇省、河北省、雲南省、黒竜江省、広西チワン族自治区の6地域に設置されることになる。これは中国共産党中央委員会と国務院による重大な決定であり、新時代における改革と開放を進めるための戦略的措置であると位置づけられている。
新たな自由貿易試験区は、新しい発展理念を貫き、質の高い発展を堅持し、国家の重大な戦略に取り組み、対外開放の全体的な戦略に力を入れる。また、それぞれが改革開放の新たな拠点として、地域別に改革の役割が打ち出された。
山東省では新旧の原動力を発展へ転換させ、海洋経済を発展させる。江蘇省は開放型の経済成長を進めて、実体経済の革新的発展や産業モデルチェンジを進めていく。広西チワン族自治区では、東南アジア諸国連合(ASEAN)への陸と海の新たな貿易ルートを作り上げる。河北省は国際的な物流ターミナル、新型の工業化基地、国際イノベーション拠点として、開放と発展を進めていく。雲南省は「一帯一路」と長江経済帯をつなぐルートとし、南アジアや東南アジアへ向かう中心地としていく。そして黒竜江省は産業構造の改革をめぐって、ロシアや北東アジアとをつなぐターミナルとしていく。 中国の自由貿易試験区は、新たな6ヶ所をあわせて18カ所に達する。いずれも、新型の外国投資管理、貿易の円滑化、政府機能の改革を試み、経済と国際慣行をよりよく統合するための改革と開放の先駆者として機能することになる。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第22話
96歳の執刀医2016年4月、中国上海市。これは13歳の少女、王精琳の生死の分かれ目。彼女の手術で執刀をしているのは、この時94歳の高齢外科医、呉孟超だ。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第21話
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改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第20話
独竜江トンネル——トールン族の豊かさへの道高徳荣、元県長、雲南省貢山県。全部 雪崩が運んだものです。泥水や土石流、毎年雪が積もります。3月初めごろから、7月ごろまで除雪を行います。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第19話
ホーム・スイート・ホーム国家レベルでかつてないほどまでに重視された。自国での育成以外に、海外への留学も行われていた。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第18話
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改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第17話
ロプノールの秘密:「死の海」から生まれた奇跡のカリ岩塩。中国西北地域 新疆ロプノール。 ロプノール、タクラマカン砂漠東部の“死の海”と呼ばれる湖。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第16話
崖の上の村落:養羊合作社とジャガイモ投票。中国西南地域 四川省昭覚県。その羊はいくらするんだ、リスクが高すぎるよ。100メートルの崖、彼は村幹部の帕査有格。命の危険を冒して、崖から落ちた子羊を救おうとしている。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第15話
港珠澳大橋チーフエンジニア林鳴「信念が無いことは失敗より恐ろしい」。2018年10月23日、港珠澳大橋が開通。
改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第14話
決して諦めない――緑水青山は金山銀山中国西北地域 陝西省延安市。私の家は黄土の丘の上 風が丘から吹いてくる。
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改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第12話
「改革開放40周年記念特番〜共に歩んできた道〜」第12話:環境保全型牧畜業が敷く地球に優しい貧困脱出への道。烏蒙山の麓にある貴州卒節市。数十年にわたり中国西部で、最も貧しい山間地帯の一つだ。ここの平均気温は11.8度、肉牛の成長に最適である。中国の巨大な肉牛消費市場、肉牛による貧困脱出は効果的な方法だ。貧困脱出への輝かしい道。
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改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第9話
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ギャランツ社 代表取締役 梁昭賢ここも同じく、自主開発した全自動生産ラインです。従来は単なる製品輸出でしたが、今では技術の輸出も行っています。
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改革開放40周年記念特番~共に歩んできた道~ 第5話
馬鋼グループ輪軸、高級技師 瀋飛2015年に馬鋼が経営難に陥った時、私たち従業員は年に8カ月ほど休まされました。馬鋼グループ公司、経理 丁毅2015年は馬鋼が史上最大の損失を計上した年でした。当時 我々は“手を携えて馬鋼を全力で守ろう”というスローガンを掲げました。