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放射線照射、ゲノム編集による品種改良 何が問題か
分子生物学者である河田先生から、新たな品種改良技術の「イオンビーム照射(放射線照射の一種)」と「ゲノム編集」について、技術の詳細、商品化の状況、法規制の問題、海外動向など、多角的な視点で解説していただきました。
放射線照射による品種改良については、ガンマ線照射とイオンビーム照射の違いについて詳細に遺伝子変異のメカニズムを説明されました。従来技術であるガンマ線照射は自然の突然変異に近いものの、イオンビーム照射はDNA2本鎖を切断しやすいために未知タンパク質が出来てしまう危険性を指摘されました。
また、今話題の放射線育種米コシヒカリ環1号を題材に、イオンビーム照射による品種改良の手順や、どのような遺伝子変異が起きた個体か、どのような問題点があるのか、説明されました。具体的には、マンガンを取り込むタンパク質が壊れているため、マンガン濃度の低い土壌では収穫が大幅に減ってしまうそうです。また、DNAの壊れ方が1塩基欠失であるため、フレームシフトという現象が起こり、未知タンパク質ができてしまっている可能性もあるそうです。
そもそも、このコシヒカリ環1号はカドミウム対策として作られた品種ですが、Pokkaliというインドの在来種のお米がカドミウム低蓄積の特徴を持っており、放射線照射で品種改良しなくとも、解決策はあるとのことです。
ゲノム編集に関しては、遺伝子組換えとほぼ変わらないにもかかわらず、日本では規制が緩く、政策として推進されているために世界でも突出して商品化が進んでいる状況です。遺伝子組換えと多少の違いはあるものの、ゲノム編集にもマーカー遺伝子という外来遺伝子が使われているなど、遺伝子組換え食品と似たような問題があることが指摘されました。また、日本では、遺伝子組換えとは異なるとして安全審査や表示義務が課されておらず、河田先生はこの点を強く危惧され、問題視されていました。
最近流通が始まった「ゲノム編集魚」についても、遺伝子改変の内容から起こりうる問題点、食品としての危険性と環境への影響など解説されました。具体的な懸念点を多く出していただき、講演をご覧になった皆様も、問題点やリスクを十分認識されたことと思います。
https://sympo.toyouke.com/2023/am-kawakita-masaharu/
とようけTV
https://tv.toyouke.com/
X(旧ツイッター)
https://twitter.com/ToyoukeOrganics
#七原くん 20190908「圧倒的準備不足と疲労沈積」米ビュ(ファッションショー,ファッション雑誌コラ,全○監督コラも)
配信しない日なんかに2018年8月末からYouTubeに保存してた動画をニコ動に少しずつ投稿。
順序はシリーズがぐっちゃにならないよう、遡ってシリーズの先頭に登録していきます。
【会場のご案内】
2019/09/08(日) 開場:22:46 開演:22:47
この番組は2019/09/08(日) 24時36分に終了いたしました。
来場者数:33693人 コメント数:81919
【番組説明】
寝る前に少しだけ
【放送者】七原くん (ななはら)
【放送URL(クリ奨対策のため暫くしたら削除されてると思います)】
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv321874210
【コミュニティ名】七原くんは死にました。
【コミュニティURL】http://com.nicovideo.jp/community/co3313757
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【現代ゲーム通信】『モンスターハンターライズ:サンブレイク』──18年の蓄積が覚醒させた「狩猟本能」
有料ゲームメディアとして国内随一の購読者数を誇るnote「ゲームゼミ( https://note.com/j1n1/m/mb26c17602c8a )」を主宰するJiniと『現代ゲーム全史』著者でPLANETS副編集長の中川大地のコンビで、話題のゲームタイトルやその背景を徹底批評する「現代ゲーム通信」。
今回取り上げるのは、今年6月30日に発売された『モンスターハンターライズ:サンブレイク』。昨年発売の『ライズ』の大型拡張コンテンツとして登場した本作から、18年目を迎えた「モンハン」シリーズが蓄積してきたハンティングアクションの歴史的発展と、その遊戯性の本質について考えます。
▼出演者
Jini(ゲームジャーナリスト、批評家、編集者)
中川大地(評論家・編集者)
▼放送日時
2022年8月10日
ハッシュタグは #現代ゲーム通信
【改造スーパーメトロイド】Super Metroid Impossible 100% 2:13:33【RTA】
更新版はこちら →(2時間8分46秒)/sm36737717
みんな大好きな「スーパーメトロイド インポッシブル」のアイテム100%回収リアルタイムアタックです。
Impossibleは2006年に当時のたsさんの中の人が制作した、界隈では有名な高難易度ハックです。
※ 計測区間
イントロのみ終了した新規データでSTART GAME選択から、
脱出完了しシップに乗り込むサムスが前を向いた瞬間
※ ムーンフォールとムーンダンスの説明
解説動画→/sm37009010
ムーンフォール (moon fall)
通常サムスの落下速度は5ピクセル/毎フレームを超えた時点でそれ以上増加しません、
しかしムーンウォーク+斜め打ち中にジャンプをする事で、無制限に加速する事が出来ます。
ムーンダンス (moon dance) : 動画内8分50秒~
サムスが壁にめり込んでいるなどの理由で通常通りの着地が出来ないとき、落下速度がリセットされない事があります。
それを利用して落下速度を臨界状態まで蓄積させ、地面をすり抜ける事が出来ます。
any%RTA(1時間35分26秒)/sm37105768
up動画リスト/mylist/2393399
#七原くん 20200313「狸料理と惰性的な習慣」米ビュ(ジビエ料理) #七原浩平
【会場のご案内】
2020/03/13(金) 21:30開始(2時間19分)
来場者数:52,223 コメント数:145,107
(配信後TS視聴者数が来場者数にリアルタイムで加算されるようになった為、現在の来場者数とは違います)
【番組説明】
面接とかいう
【放送者】
七原くん (ななはら) http://www.nicovideo.jp/user/36867326
【放送URL(クリ奨対策のため暫くしたら削除されてると思います)】
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324751923
【コミュニティ名】
七原くんは死にました。
【コミュニティURL】
https://com.nicovideo.jp/community/co3313757
すでにポルノハブのほうで投稿しましたが、この動画の前の動画でアカ一時停止処分下ったのが解除されたのでニコ動にも。
(解除といっても累積BANは蓄積されちゃったので今後またBANされた場合はそういった危ない動画はニコ動には投稿しないかも。)
利用規約に違反する行為が繰り返しされる場合、または運営会社が必要と判断した場合、予告なくアカを削除する場合があります。と通告されました。
https://web.archive.org/web/20200313151020/https://twitter.com/nanahara_uncut/status/1238479640819187714
ポルノハブの投稿者名:nanaharakunhaishin 直リンクは避けます。
※キーワード(タグに入りきらない分) コメなし版
日記 ニコ生 生主 境界知能 ADHD 注意欠陥・多動性障害
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作業用ギャオースpart2
不意打ちでダメージが蓄積するので、先制攻撃時は回復してからおどかすように。
回復はくちぶえ操作ミスでのホイミ暴発を防ぐため、ヤンガスの全回復を優先してます。
こうすれば「しかし 今のヤンガスには 必要なさそうだ。」ってなるのでセーフ!
だいおうキッズ とんがりぼうし1/32 おどりこのふく1/128
マーマン やくそう1/32 うろこのよろい1/64
ドルイド せいすい1/32 まどうしのつえ1/256
さつじんイカリ 怒りのタトゥー1/64 アサシンダガー1/256
オクトセントリー 鉄かぶと1/64 ロングスピア1/128
ガーゴイル 上やくそう1/8 はがねのつるぎ1/256
ギャオース(メモ済み) 竜のうろこ1/32 しっぷうのバンダナ1/256
※いいねを押すと今回の成果がわかります。
こんなことをしている経緯→sm41300832
前→sm41300835 次→sm41300874
YouTube版→https://youtu.be/I0vaVWHBp2M
この動画で利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する著作物及びスギヤマ工房有限会社が権利を所有する楽曲の転載・配布は禁止いたします。
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[DC]対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ FULL SOUND TRACK
2001年6月28日にカプコンから発売された「対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ」の全曲集です。概要:「対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ」は、彩京のアーケード麻雀ゲーム「対戦 ホットギミック」シリーズをDC向けにアレンジしたもの。 1対1で対戦する「組み手」モードでは、カプコンおよび彩京の人気キャラクタが多数登場し、勝利すれば倒したキャラクタのイラストを「ギャラリーモード」で閲覧することができる。通信対戦、VGAボックス、ぷるぷるぱっくに対応しています。1対1で麻雀対決。ルールを知らない人は「麻雀講座」で打ち方を覚えよう。「組み手モード」には、カプコンおよび彩京の人気キャラクタが多数登場する。見事勝利すれば、倒したキャラクタのイラストを「ギャラリーモード」で閲覧できる。カプコン組み手は負けた相手から再スタートできるけど、彩京組み手では負けたら初めからの極悪仕様。しかも30人くらいキャラクターがいるらしいマッチングサービスに対応したネット対戦モード「ジャンファイト」では、プレーヤー独自の“ジャンファイター”を作成することができる。 顔、体型、衣装など、体の各部位ごとにパーツエディットが可能で、組み合わせによってはゲーム本編に登場するキャラクタのそっくりさんも作れるという。ネット対戦でポイントを蓄積し、パーツショップでボディパーツを購入すれば、エディットのバリエーションをさらに増やすことができる。今はもうサービスが終わってしまっているので、ただのタイトル負けなゲームとなってしまっている。麻雀を知らない人向けに、牌の種類など基礎から教えてくれる「麻雀講座」も収録されている。(C)2001 PSIKYO、(C)CAPCOM CO.,LTD.2001 ALL RIGHTS RESERVED.
伊藤亜紗×ドミニク・チェン×三宅陽一郎「身体と科学技術が交わる未来」(2019/12/27収録)@gubibibi @dominickchen @miyayou
【収録時のイベント概要】
伊藤亜紗さんが新たな観点から身体論を展開した新著『記憶する体』、
三宅陽一郎さんが参加する座談会「AI研究の現在とSFの想像力」と、
ドミニク・チェンさんの論考「メタ床ーーコミュニケーションと思考の発酵モデル」が収録された
『ゲンロン10』のW刊行記念イベントをゲンロンカフェにて開催いたします!
伊藤さんの新著『記憶する体』は、我々がいかに自らの身体と付き合っているのか、
あるいはどのように付き合っていくべきかを、障害をもつ人の11のエピソードをとおして考えるとともに、
人間の身体と科学技術が共に生きていくことについて考察する本でもあります。
『記憶する体』でも引用のある『人工知能のための哲学塾』の著者・三宅陽一郎さんは、
『ゲンロン10』収録の座談会で、人間と人工知能の情報処理の根本的な違いを身体感覚の有無に見出し、
人工知能と人間の身体の違いについても言及されました。
また、伊藤さんとともに「情報環世界研究会」の中心メンバーとして
『情報環世界』にも参加されているドミニク・チェンさんは、
『ゲンロン10』収録論考で人間の無意識的な思考と行為のプロセスを解き明かしながら、
岡田美智男『弱いロボット』に触れて、人間とロボットの協働の姿を、ぬか床ロボット「NukaBot」から見通します。
イベントでは、お三方に20分程度のプレゼンをご用意いただき、
それぞれの専門知を披露いただくとともに、人間の身体と科学技術が共に生きる未来について、
また、人間と人工知能の違いや、人工知能と身体の関係性について議論いただきます。
身体×科学哲学×AI が交差する貴重なイベント、どうぞお見逃しなく!
▼プロローグより
誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方……。「その人のその体らしさ」は、どのようにして育まれるのか。経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。
視覚障害、吃音、麻痺や幻肢痛、認知症などをもつ人の11のエピソードを手がかりに、体にやどる重層的な時間と知恵について考察する、ユニークな身体論。
障害を持っている方と関わっていると、「この人の体は一つなんだろうか」? と思うことがあります。物理的には一つなのに、実際には二つの体を使いこなしているように見えるのです。
(中途障害者の場合は)今生きているのは障害のある体だとしても、記憶としては、健常者だったときの経験の蓄積があります。
「多重人格」ならぬ「多重身体」。記憶が生み出すハイブリッドな体です。
身体と科学技術が交わる未来 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20191227/
飯沢耕太郎×大山顕「写真はほんとうに人間を必要としなくなるのか ーーSNS時代における写真のゆくえ」(2020/6/26収録)@sohsai #ゲンロン200626
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200702_01/
【収録時のイベント概要】
『新写真論』の大山顕と、写真評論家の飯沢耕太郎のはじめての対談がついに実現!
「まさに『眼から鱗』」( https://artscape.jp/report/review/10162162_1735.html ) の写真論を写真批評から大解剖!
飯沢はデジタルカメラが普及してまもない頃、アナログ写真とは異なるデジタル写真の特性を改変性、現認性、蓄積性、相互通信性、消去性の5つに規定し、それが写真をどう変えるかを予測していた(『デジグラフィ』、2004年)。
大山の『新写真論』で論じられているのは、2000年代前半には新しかったデジタル写真の特性が自明とされるスマホとSNSの時代である。
誰もが無数に写真を撮影し、しかもカメラの技術がアマチュアとプロの境界をカバーするいま、写真はどう変わっていくのか。また、そうした時代に写真家であるとはどういうことなのか。
「いいね」の多数決では評価できない、写真による思考の営みはいかに紡がれていくのか。
人間は写真にとって必要であり続けることができるのか、写真の未来を徹底討論。
写真はほんとうに人間を必要としなくなるのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200626/
ダースレイダー×吉田雅史+さやわか「フリースタイル・人称・コミュニティーーラップの言葉はどこから来て、どこに行くのか」【四天王シリーズ #5】@DARTHREIDER @nejel_mongrel @someru
【収録時のイベント概要】
さやわか氏の緊急参戦!?
イベント後半(21:00すぎ)、壇上に批評家のさやわか氏が参戦の予定です。
三者でラップを語り尽くす!!
▼ 吉田雅史氏からのコメントが届きました!
長い間積み上げて来たMCバトルの大会の歴史の蓄積に加え、近年の高校生ラップ選手権やフリースタイル・ダンジョンのヒットにより、韻を踏みながら相手をディスるというフリースタイル・バトルという形式は、かなり一般にまで広く知られるようになったと言えるでしょう。むしろ「ラップ」といったときに一般的に皆が思い浮かべるのは、そのようなスタイルかもしれません。
このバトル形式の普及によって、楽曲として発表される「書かれるリリック」を含む日本語のラップの歌詞内容やラップのスタイルも影響を受けることになります。それでは、バトルという形式がどのように、日本語のラップの言葉を、表現を変革してきたのでしょうか。ひいては、日本語のラップ形式の歌詞が増えたことで、「日本語の歌」においてどのような表現が可能となり、広がりを持ってきているのでしょうか。
一方、その元々の誕生時から、自慢話や特定の相手へのディスという成分を多分に含んでいるラップですが、勿論ラップのリリックはバトル形式のものばかりではありません。そしてフリースタイルの原義とは、文字通りーー自由なスタイルーーにバトルに捉われず、自由な発想で行われるもののはずです。実際に、バトル以外の形式を探求しようとするアーティストたちやイベントが、アメリカにも日本にも存在します。それではその際に駆使される自由な想像力は、どのような物語を紡ぐのでしょうか。
それを考える際のキーワードとして「人称」という言葉を挙げることができるでしょう。一人称で自分の経験を語るのが典型的なラップのリリックであり、それがどこまでリアルなものであるかが問われるのが、ラップというジャンルのひとつの特異性と言えます。しかしそれは、必ずしも自分の経験に基づいていなければならないのでしょうか。ラップのリリックも「歌の歌詞」の一部であるという大枠で考えたときには、自由な発想で、どんな人物の視点――あるいは人間以外の視点にもーーにも立ち、一人称で、あるいは三人称でフィクショナルな物語をリアルに描くことができるはずです。そのようなラップ表現の拡張を...(全文は以下のリンク先でご覧いただけます)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181005/
ナルコ×上田洋子「台湾のいまとダークツーリズム」【コロナ禍の世界から#7】(2021/6/18収録)@_narco @yuvmsk #ゲンロン210618
※ ナルコさんは台湾滞在中のため、ビデオ通話を使用しての出演となります。
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/R22qvpGbHro
【配信時のイベント概要】
大好評「コロナ禍の世界から」シリーズ! 新型コロナウィルスが蔓延する激動の状況下について、世界各国の現地にいる識者とオンラインでつなぎ、ゲンロンの上田洋子が聞き手となってお話をうかがいます。
第7弾となる今回は、台湾で滞在制作中のアーティスト、ナルコさんがご登場です。
【登壇者より】
初めまして、現在台湾に滞在中のナルコと申します。
私は今年の2月から3月にかけて開催した「台灣黑暗觀光考察團」(邦訳:台湾ダークツーリズムツアー)と、夏に開催される「綠島人權藝術季」(邦訳:緑島人権芸術祭)にてツアーを作品として発表しました。
ツアーの目的は、台湾の日常から排除されたり忘却されている歴史や人々に出会い直すことです。その出会いを通して、多層的な視点で歴史を認識し未来について考えることを目指しています。
コロナ禍の世界の中でも防疫対策が評価されていた台湾では、5月15日より感染者の増加に伴い警戒レベルが引き上げられ街は自主的ロックダウンの状態となりました。疫病が浮き彫りにした様々な課題に今まさに直面している中で、台湾社会がどう向き合っているのかその歴史背景の共有。そして今後世界にとって台湾はどういう役割を担うのかについて、ダークツーリズムを通して模索していきたいと思います。(ナルコ)
===
ナルコさんは世界の負の記念碑や、戦争のメモリアルを調査し、作品を作っているアーティストです。
最近は複数の揺れる蒋介石像からなる個展「静粛的雕像」が話題を呼びました。
また、今年の2月には、クラウドファンディングを利用しつつ、これまでに蓄積してきた綿密なリサーチに基づいた台湾ダークツーリズムのガイドブック『台湾暗闇観光指南』を出版しています。台湾の複雑な歴史を記念碑から知ることができる、たいへん優れた本です。
一刻も早く、このガイドブックを持って台湾を訪問したいところですが、コロナ禍ではそれもままなりません。現在、台湾に滞在して制作を行っているナルコさんにオンラインでご登壇いただき、台湾のダークツーリズムについて、また、観光と密接に絡み合うご自身の制作について、お話を伺います。
コロナ禍における台湾社会についても、現地の状況をお話いただきたいと思います。
ナルコさんの『台湾暗闇観光指南』は、ゲンロンの『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』とも呼応するようなお仕事です。事故後35年のチェルノブイリについても、少しだけお話しできればと思っています。(上田洋子)
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ナルコ『台湾黒暗観光指南 Taiwan Dark Tourism Guide』
https://haotenshidou.thebase.in/items/36485974
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台湾のいまとダークツーリズム – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210618/
大澤聡×東浩紀「ゲンロンから遡る批評の歴史《2015→1930》——大澤聡『批評メディア論』刊行記念」【2015/2/6収録】 @sat_osawa @hazuma
【イベント概要】
1月20日発売の新刊『批評メディア論——戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)の刊行を記念し著者の大澤聡さんをお迎えします。
この国で「批評」はいかなる使命を担ってきたのか。批評メディアの歴史を批評的に分析しつつも、同時に、アートや建築をはじめあらゆるクリエイティブの現場に応用可能なヒントを1冊に凝縮した、と大澤さんは語ります。そこで、ゲンロンカフェを経営し独自の実践を続ける東浩紀とともに、批評やメディアの過去と現在と未来についてあますところなく徹底討議していただきます!
【登壇者より】
この本に7年半も費やしてしまいました。2007、8年といえば、批評や出版は変動期に突入。局地的には無限の可能性に開かれていました。当時は僕にもいくつかのチャンスが廻ってきたように記憶しています(新書ブームなど)。ですが、愚図な僕は不遜にもそれらをことごとく見送るほかなかった。なにを書いたところで、当面は先行世代の蓄積に敵わないという畏怖の念や照れが拭えなかったためです。僕にとって、『近代日本の批評』など過去のあらゆる批評的成果は参照する対象というよりも、批評に従事するのであればこの国の批評の出自や履歴を一通りふまえていなければならない、そんなメッセージ(=教養主義的抑圧)として作用しました。デビュー作で1930年前後に遡行したのもそのためです。この時期、現在まで続く批評環境が急速に成熟していきます。結果的に、始源の発掘から再起動へ、という僕なりの提案を言外に孕みもつ一冊に仕上がりました。成否はみなさんの判断にゆだねます。
直接的には、論壇や文壇、あるいはその基盤を構成するインフラ群の出発点を扱っています。ですが、むろん目的はそれに限定されない。多ジャンルの方々と広く議論できるよう仕掛けを施したつもりです。これからのクリエイティブな作業すべてに要求されるコアを詰め込みました。デザインなりアートなり建築なりビジネスなり、とりわけ場や空間の設計に携わる方々との対話を想定し書き進めました。ここゲンロンカフェが遠景で意識されていることに勘づく読者もいらっしゃるかもしれません。
今回、提案いただいた対談企画に便乗する形で、ゲンロンそのものを批評する機会にできればと思っています。この場所には80年以上におよぶ日本の批評の記憶が流れ込んでいる。ホストの東浩紀さんに戦略を開示していただきつつ、そのつど僕の方で言論の歴史の各トピックに接続していく、そんなスタイルをイメージしています。現在/歴史とメタ/ベタをぐるぐる往還しながら進む、幾重にも入り組んだ構造の議論となるはずです。おざなりな刊行記念イベントで済ます気はありません。多様な関心をもつ方々にお越しいただければ幸いです。
(大澤聡)
現代物語論 ――現代の「物語」はいかに描かれるのか?
芸術表現が誕生してから現在まで、「物語」の力が完全に放棄されたことは一度もなかったと言えるでしょう。
しかし、現代に向き合い、アクチュアルな表現であろうとすればするほど、その複雑さを物語に落とし込むことは困難を極めます。現代ほど、芸術が物語の力を必要としている時代はないけれど、同時に現代ほど、物語を描くことが困難な時代もない。とりわけ「現代美術」は、このジレンマのなかで苦悶してきました。
一方で、漫画やゲーム、ドラマといった領域では、日々おびただしい数の物語が描かれ、消費されています。それらが形づくる豊穣な歴史的蓄積は、「サブカルチャー」と呼ばれる領域に囲い込むべきではなく、すべての芸術表現に関わる技術、知恵、想像力の問題として共有されるべきではないでしょうか。
現代の物語表現をめぐって、昨年の「12時間ぶっ通し生放送」で大好評だった漫画家の大井昌和さんとともに、徹底的に語り尽くします。
大谷能生×荘子it×伏見瞬「Loveと絶望の果てに届く音楽批評 ──『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』刊行記念」 (2022/1/21収録)@ootany @ZoZhit @shunnnn002 #ゲンロン220121
無料ダイジェストはこちら!→https://youtu.be/GjfFUnCMT1w?si=UskS1JXAjgk2n0na
伏見瞬さんによる登壇後記 記事URL= https://webgenron.com/articles/article20220630_01/
吉田雅史さんによるイベントレポート 記事URL= https://webgenron.com/articles/article20220721_01
【収録時のイベント概要】
「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期」で 東浩紀審査員特別賞を受賞した伏見瞬さんが、2021年12月17日に初の単著『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』(イースト・プレス)を刊行されました!
ゲンロンカフェでは本書刊行を記念して、著者の伏見さんのほか、ゲストに音楽/批評の大谷能生さんとDos Monosの荘子itさんをお招きしたトークイベントを開催いたします。
【登壇者の伏見瞬さんより】
今回のイベントの趣旨は、音楽批評の過去と今のあらゆる側面を、みなさんと共有することに尽きています。
私は、2021年12月に『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』という本を上梓しました。根強い人気と評価を得ているにもかかわらず、総体的な作家論のなかったスピッツというバンドに、はじめて単行本一冊を通して組み合った音楽批評の本です。
拙著を著すにあたり、私はいくつかの目標を自らに課しました。たとえば、作品の複雑さを損ねずに文章を進めること。それは作家の創意や矜持を甘くみないことを意味します。同時に、作家の情熱や工夫とは別に、音楽とは人々にとって一体何なのかという疑問を忘れないこと。「音楽」と人が言うときに前提となっている制度や基準を不問に付すと、スケールの小さな話になってしまいます。そして、音楽批評は楽しく、必要で、音楽そのものと同じくらいスリルと色気があると伝えること。ほかの人の批評はどうか知らんが、自分の文章はそう感じさせなくてはいけない。そうしたいくつかの目標を満たすために、過去の音楽批評で蓄積されてきたあらゆる技術や手法をどんどん借用しました。自分の書いた文章が音楽批評の歴史に連なるものであることを、読み返すと強く感じます。
2021年11月に、自著を書き上げる前に是非とも読みたかった一冊の本が出版されました。『ニッポンの音楽批評150年100冊』。大谷能生さんと栗原裕一郎さんの共著で、明治以降積み重なってきたニッポンの音楽批評の歴史、「音楽」が一体どのように、どのような側面から語られてきたかを通覧した力業です。150年の歴史を30年ごとに分けて詳細に追った本書が執筆中に手元にあれば、もっと深く過去から学べたのに・・・。そんな詮無いことを思わず考えてしまいますが、せっかくゲンロンカフェで大谷さんとお話しできる機会をいただけたのだから、『スピッツ論』と『ニッポンの音楽批評150年100冊』をぶつけて、あらためて音楽批評の現在を考えてみようと思います。
大谷さんは、自身が音楽作家/サキソフォン奏者/ラッパー/役者として活躍しながら、ジャズやヒップホップ、あるいは戦前の日本カルチャー、はたまた音楽の教科書などを読み解く作業を通して、細部まで血の通った知識を人々に分け与えてきました。誰もが見落としている場所から文化を眺めるその感性が、今回の場を豊かに活気づけてくれます。
もう一人、お相手をしていただくのは荘子itさん。ご存知の通り、Dos Monosのラッパー/ビートメイカーとして鋭い批評精神を発揮するこの人物は、若いながらも深い思考を言葉に乗せることができます。音楽の作り手としても、一人の批評家としても、音楽批評の過去と現在に鋭い視座を投がかけてくれるでしょう。
音楽に限定されない幅広い知識と鋭い反射神経を持つ登壇者たちですので、話は多岐にわたることでしょう。たとえば、
・音楽批評150年と日本の批評全般150年を重ねると何がみえるか
・日本の音楽批評と欧米の音楽批評はどのようにズレ、どのように重なっているか
・批評と実作は過去どのような関係にあり、現在どのような関係にあるのか
などなど、今まであまり語られてこなかった話ができる気がします。
もちろん、開催場所がかのゲンロンカフェですから、話がどこに転がっていくかはわからないし、上に書いたこととは関係ないあさっての方向へ突進していく可能性も大いに有り得ます。唯一確かなことは、観客のみなさんにとって楽しい時間になるということだけです。
私は、優れた音楽批評によって、たくさんの楽しみを得てきたし、生きてく上で大事なことも学んできました。その喜びの感覚を、みなさんと共有したいというのが、私の一番の願いです。
是非とも、ご参加ください。
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Loveと絶望の果てに届く音楽批評 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220121/