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ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123(カラヤン指揮フィルハーモニア管 1958年録音)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=5bI9-DTloKU)。
ヘルベルト・フォン・カラヤンはベートーヴェンのミサ・ソレムニスの録音にことのほか熱心で、その生
涯において公式なものだけで6種類以上、演奏会の実況録音を含めると10種類以上の録音があるといわれ
ています。
その中で最初のスタジオ録音となるのが、1958年にフィルハーモニア管弦楽団を指揮したものです。後
年のベルリン・フィルとの録音の方が完成度は高いものの、50代のカラヤンの演奏はいい意味で若さを
感じさせる勢いがあり、一方で要所をきちんと押さえたドラマティックなものとなっています。
また、シュヴァルツコップやゲッダなどのソリストも優れた歌唱を聞かせていることから、一部の好事家
の間では「カラヤン最良のミサ・ソレムニス録音」と高く評価する意見もあるとのことです。
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メド・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ニコラ・ザッカリア(バス)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
フィルハーモニア管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(カラヤン指揮ベルリン・フィル 1964、65年録音)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=efosxyYOhBQ&t=271s)。
ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリン・フィルを指揮してバッハのブランデンブルク協奏曲全曲を2度
録音しています。この動画は最初の録音で、1964年及び65年に録音されました。
当時は古楽器による演奏が一般的ではなく、他の指揮者も現代楽器でバッハ作品を演奏していましたが、
それらの中でもカラヤンの流麗な演奏は、名演とされるカール・リヒター指揮の演奏とは対極でありなが
ら、カラヤンの統率力と個々の演奏者の技量がかみ合った極めて優れた演奏といえます。
後の2度目の録音の方がカラヤンの美学が徹底しているといわれ、評価も高いようですが、独奏者はこち
らの方が優れているように思え、個人的には好みです。
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
ローター・コッホ(オーボエ)
アラン・シヴィル(ホルン)
カールハインツ・ツェラー(フルート)
アドルフ・シェルバウム(トランペット)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウス ツァラトゥストラ カラヤン 1964年6月21日 ウィーンライヴ
カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー
1964年6月21日、ウィーン芸術週間のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
ドン・キホーテでソロを務めるはずだったピエール・フルニエと揉めてスキャンダルになった有名な演奏会
#01:30 #04:46 #06:38 #08:36 #11:41 #15:48 #20:27 #27:50
同日演奏のドン・キホーテsm42408190
1976年4月12日sm42415948 1979年8月27日sm42421175
R.シュトラウス ドン・キホーテ カラヤン 1964年6月21日 ウィーンライヴ
エマヌエル・ブラベック独奏、カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー
1964年6月21日、ウィーン芸術週間のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
ソロを務めるはずだったピエール・フルニエと揉めてスキャンダルになった有名な演奏会
#08:04 #10:28 #11:54 #19:40 #21:34 #26:03 #27:14 #28:25 #30:13 #31:17 #36:05
同日演奏のツァラトゥストラsm42404640
R.シュトラウス 英雄の生涯 カラヤン 1964年8月15日 ザルツブルクライヴ
カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー
1964年8月15日、ザルツブルク音楽祭のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
#04:07 #07:57 #20:27 #28:52 #33:32
同日演奏の4つの最後の歌sm42412115
R.シュトラウス 4つの最後の歌 カラヤン 1964年8月15日 ザルツブルクライヴ
エリーザベト・シュヴァルツコップ独唱、カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー
1964年8月15日、ザルツブルク音楽祭のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
#02:43 #06:35 #11:23
同日演奏の英雄の生涯sm42412117
R.シュトラウス ツァラトゥストラ カラヤン 1976年4月12日 ザルツブルクライヴ
カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー
1976年4月12日、ザルツブルク復活祭のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
#01:55 #05:16 #07:22 #09:34 #12:16 #16:50 #22:01 #29:56
1964年6月21日sm42404640 1979年8月27日sm42421175
ゴットフリート・ゾンターク:ニーベルンゲン行進曲
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=o2buBl_T51g)。
バイエルン歩兵第7連隊の軍楽隊でオーボエ奏者を務めたゴットフリート・ゾンターク(1846 - 1921)は、
自分たちの部隊で演奏するために多くの行進曲の作曲も手がけましたが、その中で最も有名な作品(厳密に
はゾンターク独自の作品とは言えませんが)が「ニーベルンゲン行進曲」です。
この作品はワーグナーの楽劇「ニーベルンクの指輪」から複数の旋律を引用してつなぎ合わせたダイジェス
ト版のような行進曲で、題名もそれにちなんで名づけられました。
しかし、後にワーグナーの作品を好んだヒトラーに注目され、ナチス党大会で党旗入場、閉幕時に演奏され
るようになります。このため第二次世界大戦後は本作はナチスとの縁が深い作品として、演奏を敬遠される
ようになりました。とはいえ、曲そのものは純粋に楽しい行進曲であり、個人的にはもっと演奏機会が増え
てもいいと思います。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・オルケスター
R.シュトラウス ツァラトゥストラ カラヤン 1979年8月27日 ザルツブルクライヴ
カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー
1979年8月27日、ザルツブルク音楽祭のライヴ録音です。
多分どこにもないはずなのでup
#02:24 #04:03 #07:31 #09:35 #11:53 #14:41 #19:21 #24:32 #32:33
1964年6月21日sm42404640 1976年4月12日sm42415948
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21(ツィマーマン カラヤン指揮ベルリン・フィル)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=V2ECxfEVwyw)。
1980年9月1日、スイスのルツェルン音楽祭において、クリスティアン・ツィマーマンはヘルベルト・フォ
ン・カラヤンが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演して、ショパンのピアノ協奏曲第2番
を演奏しました。
カラヤンは生涯の演奏活動においてショパンのピアノ協奏曲をレパートリーにすることはなく、ツィマーマ
ンと共演した2度の演奏会で第2番を演奏したほかは公式の演奏記録は残されていません。その理由として、
ショパンのオーケストレーションが他の作曲家の協奏曲に比べて劣っているとカラヤンが見なしていたから
と考えられます。個人的には、ポーランド出身のツィマーマンからショパンの協奏曲を演奏したいという強
い要望があり、カラヤンが新進気鋭のピアニストであったクリスティアン・ツィマーマンに配慮して実現し
たのではないか思われますが、その演奏は若いツィマーマンの大指揮者カラヤンに対する気負いからか、ピ
アノと管弦楽の演奏がうまく連携していない箇所が聴かれ、(個々の技量は別として)協奏曲としては優れ
た演奏といえないように思います。
もっとも、この演奏会をツィマーマンとカラヤンの双方が教訓として、約1年後に同じコンビにより録音さ
れたシューマンとグリーグのピアノ協奏曲が優れた競演を聴かせ、名盤として高く評価される一因となった
のではないか、と自分は考えています。
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団