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盃の酒を少し残す 『徒然草 気まま読み』#58
今回扱うのは、第百五十八段。
全文を紹介すると…
「杯の底を捨つることは、いかゞ心得たる」と、ある人の尋ねさせ給ひしに、「凝當(ぎょうたう)と申し侍れば、底に凝りたるを捨つるにや候らん」と申し侍りしかば、「さにはあらず。魚道なり。流れを殘して、口のつきたる所をすゝぐなり」とぞ仰せられし。
この当時、盃で酒を回し飲みするときには、注がれた酒を飲み干さずに、少し残してそれを捨ててから次の人に渡すという習慣があった。それはなぜか?
ある人のいう答えに、兼好法師は納得したからそれを書き記したのだろう。
一説には、その人の説明は誤りだとも言われているが、その真偽はともかく、兼好が納得したことには共感できるのでは?
【頑固亭異聞】祝日総点検[桜R1/11/4]
守るべきものと、正すべきもの。日本のために論陣を張ってきた“ガンコ者たち”が集い、時事をはじめとする様々なテーマについて、互いに一家言を交えていきます!
キャスター:三輪和雄・佐波優子・小山和伸
■ 祝日総点検
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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潮時を知る 『徒然草 気まま読み』#53
今回扱うのは、第百二十六段。
短いので全文を紹介すると…
「博奕(ばくち)の負け極まりて、殘りなくうち入れむとせむに逢ひては、打つべからず。立ち歸り、続けて勝つべき時の至れると知るべし。その時を知るを、よき博奕といふなり」と、あるもの申しき。
「あるもの申しき」の「あるもの」とは誰かはわからないが、熟練のギャンブラーらしい。
負けが込んで、有り金はたいて最後の勝負に出ようとしている人を相手にしては、打ってはいけないという。その理由は?
単にギャンブルのことには留まらない、いつの時代にも通用する処世術が短い文章で語られる、これぞ徒然草の魅力。
法然の教え 『徒然草 気まま読み』#51
今回扱うのは、第三十九段。
全文を紹介すると…
或人、法然上人に、「念佛の時、睡りに犯されて行を怠り侍る事、如何(いかゞ)して此の障りをやめ侍らん」と申しければ、「目の覺めたらむ程、念佛し給へ」と答へられたりける、いと尊かりけり。又、「往生は、一定(いちじょう)と思へば一定、不定と思へば不定なり」といはれけり。これも尊し。
また、「疑ひながらも念佛すれば往生す」とも言はれけり。是も亦尊し。
親鸞の師である浄土宗の開祖・法然。
その法然の教えを、実に徒然草的な、味わい深い筆致で紹介している。
厳しい修行を必要としない、念仏を唱えれば往生ができるという教えであるにもかかわらず、念仏の時に睡魔に襲われて行がおろそかになるという相談をする者がいた。
それに対する法然の答えに注目するあたりに、多くの衆生に救いの門を開こうという法然の姿勢に対する兼好の共感が見られる。
空のなごり 『徒然草 気まま読み』#50
今回扱うのは、第二十段。
全文を紹介すると…
某(なにがし)とかやいひし世すて人の、「この世のほだし もたらぬ身に、たゞ空のなごりのみぞ惜しき。」と言ひしこそ、まことにさも覺えぬべけれ。
ワンセンテンスの、短い段。
この某という人物とは誰か? 「空のなごり」とは何のことか?
諸説あるのだが、ここはそれにはあまりこだわらずに、自分なりの解釈をしてみよう。
いろんな解釈ができて、それぞれに味わい深い感覚を持つことができるだろう。
愛欲の道 『徒然草 気まま読み』#41
今回扱うのは、第九段。
一部を紹介すると…
事に觸れて、うちあるさまにも、人の心をまど(惑)はし、すべて女の、うちとけたる寝(い)も寝(ね)ず、身を惜しとも思ひたらず、堪ふべくもあらぬ業にもよく堪へ忍ぶは、たゞ色を思ふがゆゑなり。
女性の色香ほど人を惑わすものはない。
その色欲の止めがたいことは、他のどんな欲望とも比較にならず、老人も若者も、智者も愚者も変わりがないと力説する兼好。
女の色香が人を惑わす力の強さについて、未だにどの研究者にも出典がわからない形容句を用いて警告を発する兼好。
兼好…いったい、女性と何があった?
悪筆を憚らず 『徒然草 気まま読み』#38
今回扱うのは、第三十五段。
非常に短いので、全文を紹介すると…
手の惡(わろ)き人の、憚らず文かきちらすはよし。見苦しとて人に書かするはうるさし。
字の下手な人が、それを気にせず文を書くのはいいことである。見苦しいと思って人に代筆をさせるのは嫌味なものである。
今ではワープロもあるわけだが、手紙で気持ちを伝えようと思ったらやはり本人の肉筆。字の上手い下手など関係ない。
現在でもすんなり通じる兼好の美意識。
ついでに、字の上手い下手を巡って現在一年がかりでもめている泉美家のエピソードも登場します。
ゴー宣道場に田原総一朗がやって来る!
第83回ゴー宣道場は令和元年8月4日「皇室と憲法における平和主義」をテーマに開催される。
ゲストはジャーナリストの田原総一朗氏。ご自身の強い要望により、ご登壇いただくこととなった。
生涯現役の85歳、生きる伝説と言っていい田原氏が道場で語りたいこととは何か?
いつにないエキサイティングな展開を見せること必至、ぜひご参加ください!
応募締切は7月24日!
ご譲位後の上皇 『徒然草 気まま読み』#24
今回扱うのは、第二十七段。
全文を紹介すると…
御國ゆづりの節會行はれて、劒(けん)・璽・内侍所わたし奉らるゝほどこそ、限りなう心ぼそけれ。
新院のおりゐさせ給ひての春、よませ給ひけるとかや、
殿守の伴のみやつこ(御奴)よそにしてはらはぬ庭に花ぞ散りしく
今の世のことしげきにまぎれて、院にはまゐる人もなきぞ寂しげなる。かゝるをりにぞ人の心もあらはれぬべき。
先頃、200年ぶりの天皇ご譲位が行われたが、譲位が当たり前だった時代の『徒然草』に書かれた譲位はどういうものだったのかというと、それは大層侘しさを感じさせるものだった。
そこに書かれた譲位は、95代・花園天皇から96代・後醍醐天皇へのものであると推測されている。
つまり、南北朝の動乱前夜の譲位であったという事情がそこにはあった。
今回、祝賀の中でご譲位が実現したのは実に幸福なことだったと実感。
さらには、ご譲位に伴い行われる三種の神器の継承について、桓武天皇の時代から鏡だけは動かされなかったという定説に対して、実は鏡も動かされていたのではないかと思われる記述があるという、興味深い余談も登場!
特別番組・平成と令和をつないで
ゴー宣ネット道場チャンネル、平成最後の配信動画番組!
笹・泉美・高森各師範が、平成を振り返って個人的にどういう時代だったと思うかを語ります!
笹さんにとっての「平成」とは「自分の中の天皇像が大きく変わった」時代
泉美さんにとっての「平成」は「自分が昭和生まれだと認識するようになっていった」時代
高森さんにとっての「平成」は「長女・次男が生まれ育った」時代であると共に、このままでは元号がなくなるという状況に対し、元号法制化運動に関わった者としては、「平成」「令和」と元号が続くこと自体に感慨深いものがあるという。
間もなくやってくる令和元年。
ご譲位を可能にしたゴー宣道場は、次の大きな課題に取り組むことになります。
今上陛下(譲位後は上皇陛下)が最もお心を痛めておられる皇位継承問題という課題に、ここでお応えしなければなりません!
令和の時代、ゴー宣道場の役割はますます重要になってきます!
良き細工 『徒然草 気まま読み』#20
今回扱うのは、第二百二十九段。
すごく短いので全文を掲げると…
よき細工は、少し鈍き刀をつかふといふ。妙觀が刀はいたく立たず。
これで全文。
しかしこれだけで、優れた表現をするには何が大事なことなのかということを考えさせられる。
良い細工をするには、少し切れ味の鈍い刀を使う。
それはなぜ?
死を憎まば、生を愛すべし 『徒然草 気まま読み』#18
今回扱うのは、第九十三段。
誰もが身につまされるであろう、生と死に関する話。
死を恐れるならば、もっと生を楽しもう。
もし死を憎むなら、もっと生を愛そう。
それができないのは、死を恐れていないからというわけではない。
そして、死生観にはさらに高度な次元がある…
ごく身近な話から語り出して、人生の本質にまで到達する『徒然草』の奥深さ。
謎の和歌『徒然草 気まま読み』#4
今回は、第六十二段をご紹介。
短いので全文をご紹介すると…
延政門院 幼くおはしましける時、院へ參る人に、御言づてとて申させ給ひける御歌、
ふたつ文字 牛の角文字 直ぐな文字 ゆがみもじとぞ君はおぼゆる
恋しく思ひ参らせ給ふとなり。
後嵯峨天皇の第二皇女、延政門院が幼い頃、普段なかなか会えない父親に、人を介して一首の歌を送った。
果たして、その意味は?
平成28年約10大ニュース 『誰も見たくない?時事楽論』#42
久々の登場となる「時事楽論」
今回は、年末の恒例「約10大ニュース」。
高森・切通両氏がそれぞれ今年の話題で印象に残ったことを、だいたい10くらいずつ持ち寄って感想を語る。
新聞・テレビがまとめる「10大ニュース」とは一風変わった選択となるこの企画。
時事楽論では、今年のトップは何と言っても「天皇陛下生前退位のご意向」、これ以外にない!
なぜマスコミはこれをトップに持ってこないのか?
さらにトランプ現象等に見られた「民主主義という病い」が現出した年だったのでは? など、ゴー宣道場ならではの視点で平成28年を締めくくる!
皇室法の4期区分 『高森ウィンドウズ』#315
皇位継承のルールなどを決める皇室法は、長い皇室の歴史の中で、大きく4期に分類される。
第1期は大宝令の継嗣令が制定される、西暦701年まで。
第2期は継嗣令以降、明治の旧皇室典範まで、期間は最も長く、701年から1889年まで、1100年以上にも及ぶ。
第3期は旧典範以降、新典範まで(1889~1947)、第4期は新典範以降(1947~)
現在の皇位継承の条件は、長い皇室の歴史の中ではごく新しく、そして最も狭められたものである!
江戸時代像の転換 『高森ウィンドウズ』#301
江戸時代はしばらく暗黒の時代のように語られてきた。
その理由は、明治政府が自分たちの功績を高く見せるために、殊更に江戸時代をマイナス評価で塗りつぶしたことと、戦後に全盛を極めたマルクス主義による階級闘争史観の影響である。
しかし近年はそのようなイデオロギー的呪縛から解放され、実証的研究によって江戸時代を検証し直す動きが進んでいる。
江戸時代を「暗黒時代」とした二大史料として知られるのは、教科書にも載った「慶安のお触書」と、「百姓は生かさず殺さず」の「本佐録」である。ところがその史料を検証すると・・・。
足利義満は「君主」だったのか? 『高森ウィンドウズ』#298
わが国の歴史上、天皇の地位を超えた存在はいない。700年間にわたった、武家が政治権力を掌握した時代でも、天皇を超えた人物はなく、すべて天皇の権威によって政治権力の正当性と安定性を手に入れていた。
だがそんな中で、足利義満だけは例外で「君主」の地位にあったとする説がある。果たしてその真偽やいかに?
少子化の「正体」 『高森ウィンドウズ』#296
現代日本の最大の懸案である少子化問題。
国がこれまで行ってきた対策は、いずれも功を奏していない。なぜ少子化が進行しているのかという原因を正確に把握せず、的外れな対策ばかり取ってきたからである。
では、少子化の本当の原因とは何か? 現実を直視してデータを読めば、答えは実に明確、シンプル。
いまの安倍政権の政策のままでは、少子化は解消するどころか、加速の一途をたどるばかりである!
国民平等の原則 『高森ウィンドウズ』#293
近代社会において重要な原則の一つに「法の下の平等」がある。
もちろん日本国憲法にもこの原則は採用されているのだが、我が国の実情に合わせて考えると、実は「法の下の平等」だけでは問題が生じるところがある。天皇・皇族の扱いである。
そこで、改めて法の下の平等という原則は「国民平等の原則」とすべきであると提案する。
君主制と民主主義 『高森ウィンドウズ』#292
日本共産党をはじめ、民主主義と君主制が絶対的に対立すると考える傾向は強くみられる。
歴史的にも、民主主義は君主制を打倒した後に成立したものだと思っている人は多い。
だが、民主主義も君主制も、決して一種類ではない。ここを慎重に検討したうえで、君主制と民主制の関係性をもう一度見直してみよう!
気になる国語 『高森ウィンドウズ』#291
普段何気なく使われている言葉。しかし、この使い方って正しいの?と気になってしまう言葉を8つ選んでご紹介。
「風の噂」「閑話休題」「すべからく」「『渋谷』『四谷』などの『谷』」「チンする」「噴飯物」「真逆」「耳ざわり」
・・・よく指摘される言葉も、意外な言葉も取り混ぜて、気になる国語を考える!
震災と自粛 『誰も見たくない?時事楽論』#39
誰も予測をしていなかった、熊本での大地震。本震だと思われていたのが実は「前震」だったこと、震度7が二度続発したこと、震源が移動していったことなど、前例のないこと尽くしとなった今回の地震では、改めて日本ではどこに住んでも地震の脅威からは逃れられないこと、そして必ず前例のないことが起こるということを強く認識させられた。
明らかに地震の危険性が高まった時代に入ったと思われる今日、「明日は我が身」を肝に銘じつつ、改めて日本人の災害観や、今回の地震に伴って起きた「自粛」などについて考える。
不倫スキャンダル どう考える? 『誰も見たくない?時事楽論』#38
今年に入ってから、世間を騒がし続けた数々の不倫スキャンダル。
とにかく不倫が発覚すれば世論が叩きまくるというパターンが繰り返されたが、以前から日本人はそこまで不倫に厳しかっただろうか? 例えば30年前、ビートたけしが自身の不倫を報じたFRIDAY誌の編集部を襲撃した際の世間の反応はどうだっただろうか?
他にも、乙武氏の不倫についてあまり触れられていない事情など、バッシング一色の世論の中ではなかなか語られないことを、ここでは論じます!
金印の謎 『高森ウィンドウズ』#289
「漢倭奴国王」と刻まれた国宝・志賀島の金印。これは古代シナの史書『後漢書』倭伝に記述のある金印を、1700年の時を経た江戸時代後期、百姓が自分の田んぼから掘り出したというものである。この奇跡的な出来事から「偽造説」が根強く唱えられてきたが、果たしてその真偽やいかに? 最近の研究結果から結論を出す!
神功皇后の新羅征伐『古事記ワンダーランド』#36
仲哀天皇の死を受けて、その后・神功皇后が新羅征伐の指揮を執ることとなる。
『日本書紀』には皇后としては唯一天皇と並んで一章を設けられ、風土記などには実際に天皇だったとする記述も存在する神功皇后とは、どういう人物だったのか?
それは、同時代の他の男性天皇にも見られないような勇ましい武人であり、その品格も高潔であり、非の打ちどころなくカッコイイ女性だった!
日韓「慰安婦」合意の問題点 『高森ウィンドウズ』#283
昨年12月28日の慰安婦問題をめぐる日韓合意によって慰安婦問題は解決したのか? 答えはもちろんノー!
かつて日韓両政府は「河野談話」と引き換えに問題を終結させるという密約をしたが、結局河野談話は「ゴール」ではなく、「スタート」だった。
今回の「日韓合意」も決して「ゴール」ではなく、新たなステージの「スタート」である!
建国への回想 『高森ウィンドウズ』#279
2月11日は「建国記念の日」。
わが国では歴史上、重大な転機には繰り返し建国への回想がなされてきた。そしてそのことが、危機を突破したり、大きな飛躍をもたらすバネになってきたのだ。
今回はそんな事例の中から、いくつか紹介する。
近代史の8つのちっぽけな俗説 『高森ウィンドウズ』#278
歴史上の出来事のなかには、なんとなく事実として認識されているけれども、調べてみたら実は違うという「俗説」がまかり通っているということが、往々にしてあるもの。
今回は、特に近代史のトピックスからそんな「俗説」とその真相を8つご紹介。
「最初の駅弁はおにぎり弁当だった」「初めて紙幣に肖像が使われた女性は樋口一葉」「『板垣死すとも自由は死せず』の発言は創作」…などなど、知っていてもいなくてもどっちでもいいかもしれないが、知ったらちょっとトクした気になりそうな豆知識。
首相を辞任させた明治天皇の「御内示」 『高森ウィンドウズ』#277
大日本帝国憲法下の日本は「天皇主権」だったなどと誤解されるが、実際は明確な立憲君主制であり、天皇は政治上の主導権をほとんど保持していなかった。
天皇の主体性が示された例外は、昭和天皇の2.26事件と終戦時の「御聖断」など3例と、明治天皇の1例のみ。
今回は、そんな例外中の例外のうち、あまり知られていない明治天皇の唯一の例をご紹介。
平成27年約10大ニュース 『誰も見たくない?時事楽論』#34
平成27年も残りわずか。そこで今回は、今年の出来事の中から特に印象に残ったものを時間の範囲内で、だいたい10くらい発表し、感想を述べる。天皇陛下パラオご訪問、国立競技場問題、安保法制・・・その他、順不同で挙げていくので、一体何が出てくるか。来年は、良い年でありますように。
11月3日と皇室祭祀 『高森ウィンドウズ』#267
11月3日は文化の日。これは誰でも知っている。
でももともと11月3日は「明治節」だった。これもある程度の人は知っている。
今回は、11月3日について、世上ほとんど知られていない事実をご紹介!
昭和天皇はGHQの意向を受けて2月11日の紀元節が廃止され、11月3日の明治節が「文化の日」にされて以降も、「臨時御拝」と称して祭祀を行われた。
ところがこれが平成に移って以降は、2月11日のみで、11月3日の祭祀は停止されている。これはなぜなのか?
じつはそこには、今上陛下の伝統と新しい時代との兼ね合いについての深いお考えがあったのです!
沈黙する群衆を刺す『天空の蜂』 『誰も見たくない?時事楽論』#32
今月も映画評。取り上げるのは『天空の蜂』。原発に遠隔操作のヘリを墜落させると脅迫するテロリスト。東野圭吾の原作小説は20年前に書かれているが、それが今映像化されることで、新たな意味が加わる。原発という社会問題を扱いながら、賛成、反対どちらの主張に与することなくエンターテインメントに徹して成功させた、おそらく日本初、画期的な作品だと高森、切通両氏大絶賛!