諸井三郎 ピアノ・ソナタ Op.1(1927 旧第2番)

諸井三郎 ピアノ・ソナタ Op.1(1927 旧第2番)

今日は同日に録音した諸井三郎をうpします。昭和初期の作品で、ピアノ協奏曲嬰ヘ短調(カデンツァ sm15772436 )の後に書かれました。のちに栄あるOp.1を与えられてるのでこれが諸井の創作活動の原点といえるでしょう。未熟な部分もありますが、非常に詩情にあふれた作品です。とくに最終楽章は短いながら悪魔的な超絶技巧に支配されており、昭和初期のアルカン風の曲という驚くべき事態となっております(テンポ設定はアルカンの騎士と同じにしました。どう考えても当時の日本人の演奏水準を超越してます)。どこでもいいから諸井全集早く出ないですかね。あとヴァイオリンやチェロのソナタとか何とか一緒にやってくれる方いませんかね…。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17288045