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諸井三郎:ヴァイオリン協奏曲Op.18
昭和十四年に作曲された「ヴァイオリン協奏曲」ですが、実際に演奏されるには昭和五十年になるまで待たなければならなかった作品です。「前奏曲」(Andante tranquillo-Poco allegro)、「スケルツォとアリア」(Allegro scherzando)、「終曲」(Allegro con brio)の三楽章から成る古典的な形式の楽曲で、D音を主音としています。齊藤一郎指揮セントラル愛知交響楽団、ヴァイオリン独奏は長原幸太。尚この音源はNHKFMの放送によるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
諸井三郎:ヴィオラ・ソナタOp.11
ヴィオラ・ソナタは昭和十年に完成しました。第1楽章はアレグロ・モデラート、第2楽章はアンダンテ・エスプレッシーヴォ、第3楽章はフーガ形式アレグレットです。ヴィオラは兎束俊之、ピアノは高橋洋子による演奏。LP音源なので音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
諸井三郎 ピアノのための組曲(1942)
1.序 2.詞なき歌 3.諧謔的なロンド
いつまでたっても音源が出てこないので自分で弾きました
たった2年後の交響曲第3番第2楽章とこのロンドの比較も面白いですね
京都市歌
昭和26(1951)年7月15日制定
この動画についての詳しい説明はこちらでご覧いただけます。
■京都市情報館
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015589.html
京都市民の間ではごみ収集車の音楽でお馴染み
【再うp】諸井三郎 幻想曲(1923)
後半のト短調の部分の解釈を大幅に変えて再うpしました。演奏時間が1分縮まりましたがやはりこちらの方がいいと思います。(以下同文)諸井三郎20歳の頃の作品です。この辺りからそのままなドイツ音楽模倣はなくなり、作品には日本色が入るようになります。大正浪漫にあふれた自由な形式の曲で、浅草オペラのアリアを想起させます。確証はないですが、ベートーヴェンだ何だといっていた諸井三郎も実はペラゴロ(浅草オペラのファン)だったのでしょうか。また、この曲が関東大震災直前の1923年7月に作曲されたことは特筆されるべきでしょう。もはや震災後には書かれ得ないような曲というわけです。
諸井三郎 自作主題による変奏曲(1922)
諸井三郎19歳の時の曲。いわゆる大正教養主義を音楽化したらこんな感じになるのではないかという曲です。はっきりいって相当難しいです、というより大正時代の日本人によるピアノ作品ではたぶん最高難度かと…。あと終わりかたが
_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
諸井三郎 ブラームスの主題による変奏曲(1919)
諸井三郎の現存する最古の作品のようです(「序曲」は本人の言によれば散佚)。この時代の日本で16歳にしてこれとは諸井先生すごい
諸井三郎 幻想曲(1923)
諸井三郎20歳の頃の作品です。この辺りからそのままなドイツ音楽模倣はなくなり、作品には日本色が入るようになります。大正浪漫にあふれた自由な形式の曲で、浅草オペラのアリアを想起させます。確証はないですが、ベートーヴェンだ何だといっていた諸井三郎も実はペラゴロ(浅草オペラのファン)だったのでしょうか。また、この曲が関東大震災直前の1923年7月に作曲されたことは特筆されるべきでしょう。もはや震災後には書かれ得ないような曲というわけです。
諸井三郎:チェロとピアノのための一楽章ソナタOp.3
ドイツ流の重厚な作風を特徴とする、諸井三郎(明治三十六年~昭和五十二年)の若書きの作品です。初演当時は「チェロ・ソナタ第3番」でしたが、留学先のドイツから帰ってきた諸井が一部を除いてほとんどの作品から作品番号を取り上げ、新たに番号を付け直しました。Op.3は新たに付け直された番号です。作曲当時、スクリャービンにかぶれていた諸井は単楽章でソナタを書く癖がありました。このような作品が独学者によって書かれていたというのも驚きです。井上頼豊によるチェロ、村上弦一郎によるピアノ演奏。 今まであげた動画→mylist/34165070
諸井三郎 ピアノ・ソナタ第1番 Op.5(1933)
恐らく戦前の日本人のピアノ作品で最も難しく複雑な曲でしょう(2番sm13715385や大澤壽人の神風協奏曲よりも)。ベルリン留学時代のほぼ最初の作品でヒンデミットなど戦間期のドイツの現代音楽の流行が取り入れられていますが、同時に冒頭を聴いてわかる通りフランス印象派の影響もみられます。堂々としたソナタ形式の第1楽章、自由で幻想的な雰囲気を持つ第2楽章も素晴らしいですが、魔法のような中間部を持つ第3楽章のスケルツォがお気に入りです。ただ主題と変奏である第4楽章が…。第4楽章が…。ということでおまけをつけました。例によって第3・4楽章は結構カットが入ってます。ご了承ください…。
諸井三郎 ピアノとオーケストラのためのアレグロ(1947)
敗戦後初の作品で、単一楽章のピアノと小編成オケのための曲です。独奏用に編曲しました。GHQ勤務にもかかわらずソビエト音楽の影響をつよく受けた開放感にあふれた作品で、ドイツ的で晦渋な、神聖大日本帝国と心中するかのような交響曲第3番のわずか3年後とは思えない転身ぶりを見せています。交響曲第3番を聴いた後これを聴くと、「大人ってズルい」という少国民の気持ちが分かる気がします。ただ、さすがに彼は一筋縄ではいかないようで、コーダになって思わぬ展開に…。とはいえ作曲家としての魂が抜けたような終わり方を観ると、このあと交響曲第4番と平和祈願のカンタータを書いたあと20年作曲をやめるのもうなずけます。
諸井三郎 ピアノ・ソナタ Op.1(1927 旧第2番)
今日は同日に録音した諸井三郎をうpします。昭和初期の作品で、ピアノ協奏曲嬰ヘ短調(カデンツァsm15772436)の後に書かれました。のちに栄あるOp.1を与えられてるのでこれが諸井の創作活動の原点といえるでしょう。未熟な部分もありますが、非常に詩情にあふれた作品です。とくに最終楽章は短いながら悪魔的な超絶技巧に支配されており、昭和初期のアルカン風の曲という驚くべき事態となっております(テンポ設定はアルカンの騎士と同じにしました。どう考えても当時の日本人の演奏水準を超越してます)。どこでもいいから諸井全集早く出ないですかね。あとヴァイオリンやチェロのソナタとか何とか一緒にやってくれる方いませんかね…。
諸井三郎 ピアノ協奏曲嬰ヘ短調(1927)第1楽章より カデンツァとコーダ
片山杜秀氏によると、「公に演奏されたものとしては日本人初のピアノ協奏曲」だそうです。「40分弱かかる大作」で、「1927年作曲28年初演」ですが、自筆譜には26年とあります。片山氏が初歩的なミスをするとは思えないので何らかの根拠があるのでしょう。日本唯一の正統派ロマンティックピアノコンチェルトだと思います。ベートーヴェンに影響された、大正ロマンに彩られたカデンツァです。習作ではありますが、プロの全曲演奏が聴けたらと思ってうpしました。相変わらず動画はつぎはぎですorz あと、この貸スタジオ、隣で店員がおしゃべりするなどのトラップを仕掛けたりするのですが、今回はラの音の1つの調律が狂うというのをやられました。【付記】諸井三郎でDR入りするとは死んでも想像できませんでした!w
諸井三郎 ピアノ・ソナタ第2番 Op.20(1939)
戦前日本のピアノ音楽の最高傑作ではないかと思っておりますが、難易度も最高レベルです。とくに第2楽章はアルカンの鉄道とプロコの悪魔的暗示を合わせたようなものです。全体的に速く弾きすぎた気がします。第2楽章の狂奔や第3楽章の夢も希望もない感じが好きです。諸井三郎は習作含めてピアノ・ソナタを10曲書いているそうで、この「第2番」は最後の第10曲目にあたります。 ●mylist/8118863
諸井三郎『交響曲 第2番』(1938)
諸井三郎(明治36年/1903年-昭和52年/1977年) 『交響曲 第2番』(昭和13年/1938年) 指揮:山岡重信 読売日本交響楽団 ① Allegro con spirito 00:00 ② Andante quasi adagio 09:08 ③ Allegro maestoso e risoluto 20:20 絶縁の子→sm7584816