ジェマル・レシット・レイ:交響詩《征服者》

ジェマル・レシット・レイ:交響詩《征服者》

ジェマル・レシット・レイCemal Reşit Rey(1904年~1985年)はエルサレム生まれのトルコ人です。レイは第1次世界大戦中ジュネーヴ音楽院でピアノを学び、1919年から1923年はパリで作曲を学びました。1932年には母国トルコのイスタンブール音楽院教授となり、その後はイスタンブール交響楽団の指揮者を務める傍ら「トルコ5人組」の作曲家としてトルコ音楽の西洋化を推進しました。「征服者」は1958年にパリで初演された交響詩で、東ローマ帝国を消滅させたメフメト2世を描いた作品です。2つの異なる楽想はメフメト2世の戦士としての側面と詩人としての側面をそれぞれ表したものであり、最後はイェニチェリの凱旋入城を描いています。ジェム・マンスール指揮ハンガリー国立管弦楽団による演奏。今まで投稿した動画→ mylist/34165070

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22542591