カオスなメイクは気にしないでね。オペラを「演じて」いる演出です。1730年ヴィンチ作ノリノリの歌劇『アルタセルセ』第1幕から「荒れる海面の水を切って進む船のように」。カウンターテナーのフランコ・ファジョーリが、ジェットコースターのようなサディスティックなアリアをさっさと終わらせようとしては黒子に連れ戻されながら、超絶技巧と鬼のボーカルレンジで完唱します。カストラートの時代のオペラで、時のスーパースター メゾソプラノカストラートのカレスティーニが演じた役です。ファジョーリを初めて観る人を驚愕させました。1名のテナーとカウンターテナーだけで演じられたこのオペラ、全曲が見所で視覚的にも楽しく大ヒット。ニコ動になかったのでupいたしました。楽しいですョ→ sm24827482