【鎌倉仏教シリーズ】第18回・平安仏教②天台宗(その2)6-3

【鎌倉仏教シリーズ】第18回・平安仏教②天台宗(その2)6-3

最澄は、法華経を中心に主要な大乗仏教典を統合した大乗教(円教)を目指しましたが、その弟子の円仁、円珍の時代になると密教色が強くなり、安然の時代に至って天台密教は完成をみます。しかし、円仁と円珍の弟子たちの時代になると、それぞれ山門派(比叡山・延暦寺)と寺門派(園城寺<三井寺>)に分かれ、先鋭な対立を繰り返し、山門派から鎌倉仏教や山王神道を、寺門派からは熊野修験を生みだし、発展していくことになります。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26343791