いまだ“仮設住まい”6300人超 益城町で追悼集会

いまだ“仮設住まい”6300人超 益城町で追悼集会

 熊本地震から2年を迎えた4月14日夜、2度の震度7に見舞われた益城町の仮設団地では追悼行事があり、犠牲者に祈りをささげた。住民らは竹あかりをともすなどして復興への思いを新たにした。  同町小谷のテクノ仮設団地では、住民らが風雨の中、広場に約千個のLEDキャンドルを並べて「忘れない 4・14・16 益城町」の文字を浮かび上がらせた。 犠牲者に黙とうし、献花。同団地で暮らす村田千鶴子さん(84)は「あっという間の2年だった。周りの人に支えられて、きょうまで頑張ってこられた」と話した。 同町木山の木山仮設団地では、集会施設に竹灯籠約350個を並べた。仮設の子どもたちでつくる合唱団「スマイルナンバー1」が震災からの復興を願い歌い継がれている「しあわせ運べるように」などを歌い、前震が発生した午後9時26分には黙とうをした。 同団地東自治会の荒瀬芳昭会長(68)は「雨にも地震にも負けてられない。明るく元気に、前を向いて生きていきたい」と力を込めた。 https://this.kiji.is/358024129368261729?c=92619697908483575

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33055763