バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲 Sz.115,BB 121

バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲 Sz.115,BB 121

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=wuOWoOyeuWU )。1937年、「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」( sm33140879 )を作曲したバルトークは、この曲のピアノと打楽器のパートはそのままで、2管編成の管弦楽伴奏を追加した「協奏曲」にすることを思い立ちます。しかし、1939年の母の死や、ナチスの台頭に反発してヨーロッパを脱出してアメリカに移住するといった多難な時期と重なったために作曲は遅れ、アメリカ移住後の1940年にようやく「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」として完成しました。なお、今作のアメリカ初演は1943年にシカゴでフリッツ・ライナー指揮、バルトーク夫妻によるピアノ演奏で行われましたが、ほどなくしてバルトークは白血病により入院し、結果的にこれがバルトークの生涯最後の公的演奏会となりました。マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)ヤン・ラボルダス、ヤン・パストヤンス(パーカッション)デイヴィッド・ジンマン指揮ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33141054