2018年「慰霊の日」 沖縄全国戦没者追悼式まとめ

2018年「慰霊の日」 沖縄全国戦没者追悼式まとめ

 戦後73年の「慰霊の日」の23日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式(主催・県、県議会)が執り行われた。県内外から遺族や関係者ら約5100人が参列。正午に合わせて黙とうし、住民を巻き込んだ凄惨な沖縄戦で亡くなった20万人を超える犠牲者の冥福を祈り、不戦と恒久平和を誓った。  さらに、民意を顧みない辺野古新基地建設は沖縄の基地負担軽減だけでなく、アジアの緊張緩和にも逆行していると指摘。「『辺野古に新基地を造らせない』との私の決意は県民と共にあり、これからもみじんも揺らぐことはない」と強調した。 県遺族連合会の宮城篤正会長は「米軍普天間飛行場の早急な移設を熱望すると同時に戦争につながる新たな基地建設に断固反対する」と訴えた。老朽化する県内各地の慰霊塔を国の責任で維持・管理するよう求めた。 安倍晋三首相は来賓あいさつで、沖縄の過重な基地負担の現状を「何としても変えていかなければならない。政府として一つ一つ確実に結果を出していく」と決意。西普天間住宅地区跡地の引き渡しが3月に実現したことで「跡地利用の取り組みが進んでいる。引き続き、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と述べた。沖縄が日本の振興発展をけん引する流れをさらに加速させるため、「私が先頭に立って沖縄振興を前に進める」とした。 大島理森衆院議長と伊達忠一参院議長、福井照沖縄担当相ら関係閣僚も参列した。 同公園内の「平和の礎」には朝早くから遺族らが多く訪れ、亡き家族・親族に思いをはせ、鎮魂の祈りをささげていた。沖縄タイムス 2018年6月23日 12:50 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/271926 関連 沖縄「慰霊の日」に翁長知事 辺野古移設容認できず sm33409540 ダライ・ラマ「沖縄の基地集中は差別」 sm3270268 天皇皇后両陛下「最後の沖縄」 複雑な心境の沖縄県民も sm32955449 安倍総理「普天間移設進める」政権支援の候補初当選 sm32695281 菅官房長官「辺野古への直接振興費は「反対運動の迷惑料」」 sm32503333

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